あなたは今、恩を返すために
「親孝行をしたい・しなければならない」に
とらわれて
「今を生きること」を忘れていませんか?
<過剰な敬いの弊害>
「先人たち(親や自分よりも年長者)への恩を感じ」
「恩返しをしたいと考える人は多い」ものです。
(「年長者」も参照下さい)
でも、今あなたに
「トラブルや問題が次々おこる」のであれば
「先人への恩返しが、あなたの未来を潰している」
ことを知りましょう。
つまり、あなたの
「身の回りで起こるトラブルや問題」は
「過剰なほど、親や年長者を敬い、優先した結果」
「自分のパートナーや、子ども達」
あるいは
「未来を担う若い人々の現実を置き去り」にして
「あなたの未来さえも潰そうとしている」ことを
「トラブルという形で教えてくれている」
のです。
誰もが
学校・職場・各種団体・集団など
あらゆる場面で自分よりも年長の人間に関わります。
そんな環境に置かれている私たちは
年長者から
「過剰な敬意や敬いをする様に刷り込まれてしまう」
のです。
でも、上記のように
「刷り込まれた敬意や敬いを年長者にだけ行う」のは
むしろ
「今を生きる人間と未来の人間に支障をきたす」
と気付きましょう。
これは
「過去から続く年長者からの、他の人間への暴力」
です。
例えば
「年長者」が
「無言の圧力で、古い方法・やり方を維持・優先」
させるので
「どんな集団においても」
「その時代に必要な変化を、起こす事が出来ず」
更には
「少しずつ育ててきた、現代の新しい技術等」の
「現代だから作れた大切な物さえ、破壌してしまう」
でしょう。
このようにして
「過去から続く年長者からの圧力で破壊された世界」
この様な
「破壊された世界を後世の人々に渡す」のは
「何もない世界で生きろ、という暴力」
です。
あなたの周りではどうですか?
まずは思い出して下さい。
どんな小さな事でも破壊された物事があるはずです。
できれば
「大変な問題・壊滅的破壊に発展する前に対処」
したいです。
そして
「過剰な敬いという破壊の代わり」に
年齢を問わず
「対等な立場で感謝し敬い合う関係性の構築をする」
ことに全力を注ぎましょう。
そうすることが
「誰もが快適な世界を作り上げる」
のです。
<感謝が言えない弊害>
ところで、老いも若きも
「誰に対しても、敬意を持ち、敬うことが大切」
だということは言うまでもありません。
でも現代、この状態が出来上がっていません。
そもそも
「あらゆる年代の他人(家族含む)」に対して
「感謝や敬意は表明するのは当たり前」のことで
「信頼関係を深めるための一番の中心」
です。
ですから
「いつでも・どんな時でも・誰に対しても」
「ありがとう・嬉しい・感謝しています」を
伝えることは、あなたの人生を豊かにします。
逆に、あなたが
「どんな立場の人間に対しても」
「ありがとう・嬉しい・感謝してます」
という
「敬意と感謝の言葉が自然に出せない」のなら
「自分の人生が、暗い闇の世界に引き摺り込まれる」
ことになるでしょう。
では、そもそも、なぜ
「敬意と感謝の言葉が自然に出ない」
のでしょうか?
それはあなたに「トラウマ」があるからです。
(「トラウマについて」参照)
あなたは
「過去に身近な大人(特に母親)から」
「欲しい感謝や敬意が継続的にもらえなかった経験」
をしています。
そして、それをきっかけにあなたが
「敬意と感謝の言葉が、自然に出せない状態」
にあるならば
「周りの人間」から
「攻撃的で無感情・未熟で、幼い恥ずかしい生き物」
というカテゴリーに分類されて
「それなりの対応しかしてもらえなくなる」
のは
「人間社会においては仕方がないこと」
でしょう。
どんな対応をされるのかといえば
○遠巻きにされたり
○冷ややかな目で見られたり
○あからさまに不敬を働かれたり
○逆に、バカ丁寧に扱われたり
少なくとも、人と信頼信頼を作ることは出来ません。
もしも
「この様な状態のあなた」が
「この状況を打破したい」と考え
更に
「攻撃的な未熟な、幼い、恥ずかしい生き物である」
という
「他人からあなたへの評価を覆したい」のならば
じっくりと
「何十年という月日をかけて」
「周りの人間への、敬意と感謝を示し続ける」
必要があるでしょう。
そのくらい
「他人からの評価を変えることは困難」
なのです。
<恩は次世代に返す>
「過剰な敬意や感謝」も
「感謝が言えない不敬な態度」も
表現は違っても、どちらもが
「他人を大切に出来ない証拠で、攻撃」です。
そして
「どちらの表現も自分自身のトラウマから生まれ」
「トラウマを正当化する為に暴力を振るっている」
と気付きましょう。
この様に
「暴力を無意識のうちに振るわない為」にも
あなたは
「自分自身の日々の言動・心の動きを意識」して
生きましょう。
そして
「どちらでもない、真ん中を選べるようにしたい」
のです。
「真ん中を自然に選べるようにする」ためにも
ここからは「真ん中を選ぶ訓練」しかありません。
何故なら
「染み付いてしまった悪しき言動を阻止する」
「これだけが、唯一真ん中を生きる手段」
なのですから。
ちなみに
「あなたが生まれたばかりの頃」は
「真ん中を生きる事が普通に出来ていた」
のです。
でも
「大人が左右に偏った生き方をしている」のを見て
「真ん中で生きるのはいけない、と思い込んだ」ため
「左右上下に生き方がブレるようになった」
のです。
思い出して下さい。
あなたが
「中庸である、真ん中を知っている」ということを。
そして、今日からは
「中庸な真ん中を生きていく決意をする」
のです。
そもそも
「私達人間は全て」
「未来への回帰というサイクルの中で生きている」
のです。
そして
「あなたが未来へ回帰させることが出来る恩」は
「積み重ねてきた、研鑽・経験と感謝の気持ち」
だけです。
「全ての人間」は
「中庸な、真ん中を生き」つつ
「周りのすべての人々に感謝」しつつ
「後世の世代に、恩を返し続ける」
のです。
ですから、私たち人間が
「理解しなければならない」のは
「恩は親世代ではなく、子の世代に帰すもの」
だという事です。
誰もが「恩は未来に返すもの」です。
ここまでの時代に作られてしまった
「過去の年長者だけに都合の良い幻想」
は捨ててしまいましょう。
そして、ここからは
幼い者も、年長の者も、誰もが
「等しく、互いに敬い合い」
「等しく、下の世代へと、恩を返していく」ことを
「意識して生きるを選ぶ」こと。
それが「本当の意味で恩を返すこと」なのです。
そうすれば、あなたの人生が
たくさんの充足感で満たされるはずですよ!
「年長者」も参照下さい。
ではこれからも
あなたの人生がより豊かに快適になるよう
一緒にこの世の理解を深めていきましょう!
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