人間の出会い

あなたはこれまでに

何人の人と出会ってきましたか？

＜出会いは必然＞

当たり前のように人に出会うのが人間の人生。

形はどうであれ

「出会った人は全て」

「その時のあなたに学びを持ってくる人間」

です。

これは、誰でも共通。

「出会いは人間の学びの必然」です。

言い方を変えれば

「出会った人は誰でも運命の人」

出会ったならばその時点で

　○関わる時間が短かくても、長くても

　○あなたにとってどんなに嫌な人であっても

「あなたに必要な、学ぶべき相手」です。

「あなたが知らないことをその人は知ってる」

ので

「その人と出会った」のです。

そもそも

「自分が知らないことを知り理解すること」が

「人間の出会い」です。

だから

「今のあなたにとって心地いいと感じる人」や

「身近な人・親しい人・仲の良い人」であっても

必ず

「嫌だなと感じる場面に遭遇」します。

「相手を全く理解出来ない様なこともある」

でしょう。

でも、この身近な人たちを

「出来るだけ理解しよう」と努めて下さい。

ここで

「この人とは合わない、と切り捨てる」なら

「あなたの魂の成長はそれで終わり」です。

「身近な人達さえも理解しようと努力しない」

のであれば

「運命の出会いも、ただの通りすがり」に

なってしまうのですから。

＜繰り返される出会い＞

ところで、今まであなたが

「身近な人間を切り捨てるばかりの人生」

（離婚や縁を切る、相手を無視するなど）

であったのならば

これからも

「同じ様な出会いがあなたの前に現れる」

でしょう。

切り捨てる場面ばかりではなく

他の出来事でも

「何度も、何度も、同じ目に遭う」

というご相談を受けることがありますが

その無意識下の根本には

　○人をジャッジして切り捨てる（面倒臭い）

　○目の前よりも先の事を優先状態（心配）

　○家にじっとしていられない（退屈）

が潜んでいます。

「無意識なのは、常に現実逃避をしているから」

です。

「人間は誰もがダメな生き物」です。

「自分もダメな生き物だと理解しない」ので

「現実逃避をする」のです。

まずは

「ダメな部分を事実として受け止めること」

から始めて下さい。

「全ては自分に問題があるから起こる」のです。

今ここで

「自分自身に問題がある事を理解した」

のであれば

「同レベルで同じ出来事には会うことは無い」

でしょう。

（レベルが変わり似た様な事が起こる場合有り）

ですから

「身近な人間を嫌だと感じた」としても

切り捨てるのではなく

「何故そんな言動になるのかを理解する」

ことに時間を割いて下さい。

「不可解さを理解するのがあなたに必要な学び」

これこそが

「人間として生まれ、人と出会う意味」です。

＜結婚・恋愛を続けたいなら＞

また、恋愛から結婚へと発展させ

「一生を誰かと過ごしたい」と考えるのなら

上記で書いたことは必ず実践して下さい。

もしも上記のことが

「出来ない・嫌だ！と感じる」なら

「自身のトラウマが邪魔」をしています。

（「トラウマについて」参照）

トラウマがあるのならそれが人生の邪魔をして

上手く行かないでしょう。

それなら、まずは

「トラウマの解消をする」ために

「心の整理整頓」をしましょう！

（「心の整理整頓」参照）

「心の整理整頓とは自分を理解すること」です。

特に「何かを成就させたい」のであれば

「自分を理解することが最初に必要」です。

「自分を理解していない」と

恋愛・結婚においてきちんと

「相手を理解する事が出来るない」のです。

逆に自分が理解出来るようになれば

相手の気持ちに寄り添い

より快適な関係性を作りやすくなります。

これが長く続けていくための秘訣なのです。

＜現代の問題点＞

でも

「自分を理解する・向き合う」ことは

誰にとっても困難です。

「時間・手間・お金がかかる」からです。

いずれは全て回収出来たと感じますが

「目先に囚われてばかりの現代人」には

「目を逸らしたいもの」ばかりです。

日本において、バブル期から2000年を境に

誰もが自分自身のために

　○良い悪いを含めて自分をじっくりと理解する

　○転び・躓きながら自分自身の内面を育てる

　○知識や技術を忍耐強く長期的に身に付ける

という「地道な努力」よりも

「楽して得を取るため」に

　○誰かを蹴落とし立ち回ることを優先する

　○簡単に手にできる資格を取る

　○キツイ仕事を自分がしない様に立ち回る

等「自分だけが得すること由とする風潮」です。

ですから

「時間がかかってしまう方法」

「自分と向き合う心の整理整頓をし続ける」

そんな生き方をする人はほとんどいないのです。

本来、どんな立場の人であっても

「心の問題は簡単に解決しない」し

「生まれる前の原則として約束」してきた

「知らない物事を理解する課題」からは

（「人間に必要な根源的原則」参照）

逃げられません。

（何度も同じことが繰り返され追いかけて来る）

ならば、課題をクリアする為にも

覚悟を決めて心の整理整頓に取り組みましょう。

また、人が、心の整理整頓を

「一生続けられるかどうかも人生の課題」です。

（「人間の課題」参照）

人間にとって

「続けるという行為はかなり高度な技術」

です。（「続けると維持する」参照）

この世の人々が

「長く同じ事を続けている人に尊敬を抱く」

という傾向が強いのはその為です。

本当は、誰もが心の底では

　○自分には忍耐力が無い

　○続ける事が苦痛である

と理解しているのですから。

それなのに

「心の奥深くでは忍耐力が無い」

と分かっていても

　○他人よりも優れていることにしたい！

　○自分だけは忍耐力があることにしたい！

という「エゴ」が顔を出すのが人間です。

このような心持ちでは

「人の出会いが無駄になる」ものです。

出会いを無駄にしない為にも、１人１人が

「エゴが出てきたら、心の整理整頓で修正する」

という認識を持って、努力していきましょう。

＜運命の出会いはネガティブ＞

ちなみに

「恋愛の運命の人」は

「最初の出会いが全てネガティブ」です。

たとえ、ポジティブに始まったとしても

すぐにネガティブな出来事に遭遇します。

逆に

ネガティブな出来事が起こらない相手なら

「通りすがりの運命だった人」です。

つまり

「恋愛・結婚においての運命の人」とは

「ネガティブにも関わらなければならない人」

だということです。

何と言っても

「将来、苦楽を共にする可能性がある」

のです。

2人の関係性が進めば進むほど

「忍耐力を試される、嫌な出来事が起こる」

のは当たり前です。

これも踏まえてあなたは

「理解し合える様に努力すること」です。

あなたがここまでの人生で

「忍耐する事を大切にしてきた」ならば

「ネガティブな出来事を気にせず」に

「慌てずにただ今を眺めるだけ、が出来る」

はずですから。

ところで「忍耐」というと、皆さん

自分が我慢してきた事を思い浮かべるでしょう。

でも

「忍耐」と「我慢」は全く違います。

（「我慢と忍耐の違い」参照）

「忍耐」とは

「あなたが続けてきた大切な何か」です。

例えば

「親に言われたことを維持してきた」なら

「ただの我慢」です。

「同じ事をただ繰り返す」のも我慢です。

しっかり

「続けると維持する」を確認して下さい。

これが分からないならば

「理解し合う事は出来ない」し

「大切な出会いも通りすがりなってしまう」

でしょう。

ですから今日からは

「誰かの希望を維持する」のではなく

「自分の意思と責任で続けることを選ぶ」

ことです。

もちろん

「続けることにも責任が伴う」ものです。

「どんな選択も全て自己責任」ですから。

たとえ

「誰かの情報を利用して何かを選んだ」としても

「最終的に選んだのはあなた」です。

極端な話、あなたが力関係や圧力（以下の例）で

　○親の言いなりになった

　○上司の言いなりになった

　○集団の意見を優先した

等の理由で選択したとしても、他人にとっては

「自己責任で選択した、というのが客観的事実」

です。

ですから、常に

「自分の人生の全ての責任を取るのは自分」

「誰の意見を用いて選択しても責任者は自分」

と自覚しましょう。

そして

「これを理解した上で人と出会うこと」で

「運命を本物の運命に出来るのだ」ということも

覚えておきましょう。

「出会いを続けるも終わらせるもあなたの責任」

で選べるのですから。

「理解ある人間同士で作る信頼関係」に

勝るものはこの世にはありません！

まずは

身近な人間との本物の信頼関係を作ってね！

あなたの本当の出会いと運命が廻り出します。