何かについて「分かった!」と思う瞬間は
誰にでもあります。
では「理解に落ちた」という経験はありますか?
今回は、超応用編です。
<分かるとは何か?>
あなたが何かについて「分かった!」となった瞬間は
きっと「あなたは理解に及んだと感じる」でしょう。
でも実際には
「その何かを認識出来ただけという状態」
にあります。
「何かがそこに存在していることが分かった」
という意味です。
ですから
「その何かを日々の生活に活かせるのか?」
といえば
「NO」でしょう。
「分かっただけではあらゆる場面で活かせない」
からです。
分かったことを活かしていく為にも
「分かったの先に自ら進んでいく決意と忍耐が必要」
なのです。
「大抵の方が分かった!で満足」してしまい
「その先があることなど考えたりしない」のです。
このままでは
あなたの人生を無駄な時間に費やしてしまいます。
ですから
「分かった!」には続きがあり
「その続きを実行していくことがとても重要」だと
あなたは知っておきましょう。
そして
「分かる」という言葉は
「あなた自身の成長・魂の成長に繋げるため」の
「途中経過を表している言葉である」ことも
心の中に置いておいて下さい。
<「解る」の意味>
「分かった!の先があることを認識出来た」のなら
次のステップです。
「分かった何かを活かしていく為に必要なこと」
それは
「分かった何かを理解に落とし込むこと」です。
それがここでの「解るの意味」です。
何であれ
「理解に落とし込む」のは並大抵では出来ません。
○分かった何かの内容
○この世の理の理解度
○言語・言葉の習熟度
で「かかる時間も理解の深さも変わる」のです。
ですから
○人間を始めたばかりの人
○生まれたばかりの人
はどうしても
「人間として生きるための準備」
つまり
「日常生活の送り方を学ぶ事を優先する必要がある」
ので
「分かった何かを深く掘り下げ」て
「理解にまで持っていく時間は無い」でしょう。
そもそも
「人間の言葉、特に日本語は難しい」ので
「生まれて間もない人間が理解まで進む」
には時間がかかるのです。
何であれ
「日本語を自在に操れるようになる」までは
「何となく肌で感じられるところ」まで行けても
「他人に説明する程度に理解する」のは
「時間的にも経験的にも物理的にも難しい」です。
もちろん
「年齢差で理解が乏しい訳ではない」ので
「歯痒さが残る」でしょう。
『知っているのに伝える手段が無いのは歯痒い』
ものです。
でも
「生きる為に必要なスキルを身につけておくこと」
が出来なければ
「伝えたいことも受け取って貰えない」のです。
「大人は無知で浅はかで忖度まみれ」です。
ですから
「あなたの言いたい事・理解されたい事」を
「伝えたい人に伝えきるため」にも
「心の土台をしっかりと作る」だけでなく
「物理的な人間の身体で生きるための土台」を
「自ら作っていける自分になれるように」
普段から
「あなたや相手の心・感情の動きに敏感になり」
「手抜きのない生き方、丁寧な生き方」
をしておきましょう。
<理解へ落とすメリット>
ところで、誰にでも
「相手の言っている意味が分からない!!」
ということが日常的にあると思います。
これは決定的に何が違うのかといえば
「相手とあなたの習熟度の違い」です。
あなたは
「何が分からなかったのか」
を思い出して下さい。
「あなたが思い出した場面やシチュエーション」で
「分からない物が、あなたの習熟度が足りない分野」
です。
つまり
「相手は知っているが、あなたは知らない事がある」
ので
「相手の言っている意味が分からない」
ということです。
逆に
「私は知っていて、相手は知らない時」は
「あなたは相手から理解されない」でしょう。
それは
「違う人間ですから仕方のないこと」です。
むしろ
「違う人間だからこそ、違いがわかる」のです。
でも、だからこそ
「人間同士は簡単には理解しあえない事を知ること」
が
「人間の課題」なのです。
そんな
「知らないことを知る課題」の中
「悪意の様なもの」に出会う事があります。
でもこれは
「この世に必要のないものの一つ」です。
とは言え
「悪意という存在があることを知っている」のと
「悪意という存在さえ知らない」のでは
「生きていく上での危険度の差が大きい」のです。
知らないまま生きていると足を引っ張られます。
だから
「ネガティブなものでも・どんなものでも」
「この世に存在する」のであれば
「出来るだけ多くの存在には気付いておきたい」
ものです。
こんなことを書くと「転ばぬ先の杖」として
子供や他人に恐ろしい出来事を伝える大人がいます。
でも
「子供や他人に恐ろしいものを見せない」で下さい!
「怖いもの」は
「その人のタイミングでその存在に気付けば良い」
のですから
「余計なお世話」です。
もしも
「この様なことを大切だと思っている」
なら、間違いです!やめて下さい!
それはあなたが
「恐ろしいと思っている事を他人に擦り付け」
あなたと
「同じ恐ろしさの沼に引き摺り込もうとしている」
のです。
これこそ明らかなる悪意!
「自分にも悪意があることを知り」
自分を戒める様に生きて下さい。
ちなみに
「悪意というもの」には
「その人に自覚がある場合と、ない場合」
があります。
どちらにしても
「その悪意に出会ったら絶対に自らは触らないこと」
です。
「近付いて来たら逃げること!」
まずは、逃げる以外に方法はありません。
逃げた先で
○今後どのように回避していくのかを考え
○なぜ悪意が起こるのかの理解へ落とし込む
という作業をしましょう。
すると
「次回からはその悪意とは出会わなくなる」のです。
これは
「理解へ落とすことの最大のメリット!」
「一つのことを理解し消化した証拠」です。
この段階まで行った方は
普段から「心の整理整頓」を心がけているはず。
(「心の整理整頓」参照)
良いことも悪いことも
『全てはあなたの心が作り出した幻影』です。
「幻影を断ち切る手段」として
物事や理を「分かる」から「解る」へと成熟させ
徐々に理解へと落としていく。
その上で
○自分を戒め・見直す作業。
○自分の過去を見直す作業。
○自分の日常生活を見直す作業。
○自分の感情の動きを丁寧に眺める作業
この様に毎日をおくることで
あなたの人生が、忙しい中にも生き生きとした
退屈などない日々に生まれ変わりますよ!
ではこれからも
あなたの人生がより豊かに快適になるよう
一緒にこの世の理解を深めていきましょう!
不定期で過去のブログ内容も更新しています。
何度もご覧いただくことをお勧めします。