「人を助ける人間になりたい」
と思う人は多いものです。
きっとこのブログを読んでいる
あなたも思ったことがあるのではないでしょうか?
<他人ではなく自分を>
ですが、その時
「本当にあなたが人を助けたいと自主的に感じた」
のかどうかは疑問です。
何故なら人間は
「他人を助けたいと自主的に思う生き物では無い」
からです。
ですから
「他人を助けたい」
「不特定多数に対して助けたいと思う」のは
「誰かに刷り込まれた思いだ」と気付きましょう。
「誰か」とは
「あなたの身近にいた大人達」です。
あなたは大人の理想と希望を叶えようとしています。
「誰かを助けたいのなら」でも書いていますが
そもそも
人は自分以外の人間を助けることは出来ません。
これは絶対に誰にも出来ないのです。
他人に対しては、あくまでも
「助かるように援助が出来るだけ」なのです。
人間は
「たったそれだけの事しか他人に出来ることはない」
のです。
もしも、ここまで読んでも
「自分は人を助けられる!と思う」のならば
「あなたはとても傲慢で退屈な状態」です。
そして、明らかに
「自分を助けなければならないくらい危険な状態」
です。
つまり、いつもあなたから
「人を助けたいと言う言葉が出てくる」のは
「自分自身が助かっていない危険な状態」を
「誤魔化し・現実逃避したいから」なのです。
(「誤魔化す」参照)
ですから
「誰かを助けたい」という思いが込み上げてきたら
「自分の心の危機だと察知」して
「自分に寄り添い、自分に援助」しましょう。
「誰にも必要とされていない自分が嫌なんだね?」
と「自分の気持ちに寄り添う」のです。
(「心の整理整頓」参照)
<思い込みがトラウマ>
ところで
「あなたが誰にも必要とされていない」と感じるのは
現実に起こった出来事が原因なのでしょうか?
よく思い出してみて下さい。
あなたが
「必要とされないと感じる」のは
「何かのルールに則って」
「それに即した人生を、自分が生きていないから」
という「思い込み」ではありませんか?
「この様な思い込み」のせいで
「自信を無くし、必要とされていないと感じている」
のが今のあなたです。
思い込んでいる時「あなたは盲目」です。
何も見えていません。
「思い込んだ一点を凝視しコントロールしよう」
として上手くいかないので
「自分にトラウマを作ろう」としています。
(「トラウマについて」
「コントロールについて」参照下さい)
では、なぜ人は
「自分で自分にトラウマを作る」ような
「リスクを犯そうとする」のでしょうか?
それは
「傷ついた自分・可哀想な自分」がいれば
「誰かが気付いて助け出してくれるだろう」という
「願望がある」からです。
でもそれは「幻想」です。
「あなたに自分を冷静に見る余裕がない」ように
「誰もが自分の人生を生きるのに精一杯」の中で
「他人を助ける余裕は誰にも無い」ので
そんな事は現実に起きません。
過去に
「シンデレラ症候群」という言葉があったように
「あなたは本気で夢を現実にしたい」のでしょう。
でもそれは「ただの夢」です。
そして、そもそも
そのような「幻想を抱く」のは
「小さな頃からの幻想の積み重ね」で
「思い込みが激しくなっている」からです。
それこそ「トラウマレベルでの思い込み」です。
何度か書いていますが
「ドラマや物語の話のような出来事は起こらない」
のです。
それでもあなたが
「夢物語を願ってしまう」なら
表向きの人生は上手くいっている様に見えていても
「あなたの人生の状況が、かなりまずい状態にある」
ことを理解しましょう。
あなたは
「ヒーローに助けられる経験が出来た」なら
「今の状況から抜け出せる」と思い込んでいます。
そんなことは絶対にあり得ません。
そんな幻想を描くことこそが
「トラウマ・あなたが助かっていない証拠」
なのですから。
100歩譲って、そのように人に助けられたとしても
「そのままのあなた」では
「自分に自信が無い状況から抜け出すことは不可能」
なのです。
<自分を助ける方法>
何故なら
「あなた自身があなたを助けていない」し
「あなたがあなたの敵になっている」からです。
そもそも
「自分で自分を大切に出来ない」のに
「人から大切にされた経験を自分への助けにしよう」
など
「他力本願を願うのは烏滸がましい」ものです。
何であれ
「自分の人生の責任者はあなた」です。
あなたが心からあなたを理解して寄り添わない限り
「あなたが心から助かることは無い」のですから。
結局
「自分を助けられるのは自分に寄り添う自分だけ」
です。
それも
「ただ心に寄り添うだけ、を行なった場合のみ」
自分自身を助けることが出来ます。
(「心の整理整頓」参照)
それ以外の方法
「叱咤激励・我慢・自分に鞭を打つ・ご褒美で釣る」
など「自分に厳しくする方法」では
自分を助けることは出来ません。
むしろ、上記の
「自分に厳しくする方法」は
「自分で自分に攻撃する」という
「助けるとは程遠い行為」となり
「あなたにトラウマを作り」
「今よりも更に助かっていない状態を作り上げる」
でしょう。
つまり
「根性論では自分を助けられる無い」のです。
あなたがするべき事は
「ただ粘り強く、忍耐を持って」
「自分の心に寄り添い続け」
「自分の本当の思いをただ聞くだけ」です。
(「心の整理整頓」参照)
それだけが
「唯一の自分自身を救う方法」です。
ちなみにあなたが
「自分にも他人にも寄り添うことが出来た」なら
「他の人が、自分で自分を助ける為の援助にもなる」
はずです。
そして、その結果として
「信頼関係で結ばれた人間関係が構築される」
という
「あなたの人生にとって、最大の力が得らる」
はずですよ。
「自分を助けること」は
「他人も助かる様に影響を与える一石二鳥な方法」で
「ついでに信頼というおまけまで付いてくる」
「お得な方法」なのです。
今すぐに「心の整理整頓」を始めて
「自分を助けること」を
あなたの人生に役立てて下さい。
人生が根底から変化していきますよ!
ぜひ試してみてね!
「退屈について」「誰かを助けたいのなら」
もご参照下さい。
ではこれからも
あなたの人生がより豊かに快適になるよう
一緒にこの世の理解を深めていきましょう!
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