言葉と責任

応用編

言葉は同じなのに違う作用を起こす場合があります。

それはどの様な時なのでしょうか?

<増長させる言葉>

あなたはあなたの発する言葉で

「他人が増長してしまうような勘違い」

をさせていませんか?

何故この様なことを聞くのかといえば

誰もが

あなたは大丈夫だよ!

あなたなら出来るよ!」と

根拠もなく無責任に他人をけしかけ、増長させる

ことが多いからです。

では、なぜ人は

増長させる言葉を伝えてしまうのでしょうか?

 ○とりあえず相手が喜ぶでしょ?

 ○そう言っておけば機嫌を損ねないからね!

 ○褒めておけば黙るでしょ?

このように、自分以外の人間に対して

いい加減で無責任な思いを誰もが持っている

からです。

上記のような

暴力的で、無責任な言葉」は

相手の人生もあなたの人生をも大きく左右する」

「諸刃の剣」だと理解していますか?

それほど

心のない言葉は、危険な力を秘めてしまう」

ものなのです。

そもそも

他人を増長させる言葉を使う時

明らかに、その人を大切にしていません。

大切にしない相手に対して無責任」なので

いくらでもおべっかを使いいくらでも嘘をつきます。

人を増長させる言葉ばかりを使う人」は

嘘をつくのが得意」です。

本当は

相手をすごいとも、立派だとも思っていない

のに

歯の浮く様な言葉を次から次へと吐き出す

のです。

もちろん

ご自身はそれを「悪意と思っていない」でしょう。

でも

無責任な言葉を相手に吐けば、それは悪意で攻撃

なのです。

なんであれ

相手に向けた悪意は自分に直接返ってきます。

相手に行った行為は全て自分に返ってくるものです。

このことを踏まえて

あなた心の状態を吟味した上で

より良い心根こころね言葉を発して欲しいのです。

<寄り添う言葉>

ところで

「あなたは大丈夫だよ」「あなたなら出来る!」

という言葉は

あなたが心から相手を思い、大切に伝えよう」

とするのであれば

相手に寄り添う温かい言葉」に大きく変わります!

誠実に正直に

相手の気持ちに寄り添おうとするあなた」から

「あなたは大丈夫だよ!」「あなたなら出来る!」

と言われるのであれば、

相手はあなたに心を開き、会話も弾む」でしょう。

そして、その結果

互いに一緒にいるだけで嬉しい気持ち」になり

2人の間に、信頼がどんどん深まっていく」ので

しっかりとした土台の上」に

良い関係性を作っていくことが出来る」のです。

この様な気持ち時に、あなたが使っている言葉が

相手に寄り添う言葉」です。

同じ言葉でも、この様に

その人の心根こころね一つ」で

伝わり方に大きな違いが出るのが言葉・言語

なのです。

そして

この様な違いが如実に現れるわかりやすい言葉」が

あなたなら大丈夫だよ!」「あなたなら出来る!」

なのです。

あなたの場合はどうですか?

どちらの「心根」で使っていますか?

諸刃の剣として使わない」ように

普段のご自身の言動を

心の整理整頓」をして検証しておきましょう。

<言葉に責任を持つ>

どんな言葉であれ、発音された瞬間から

その言葉の責任があなたにし掛かり」ます。

そして

その責任を取りながら生きる」のは

人間として生きるための最低限度のマナー」です。

代々母親から教えられるべきもの」でもあります。

誰に対しても誠実であれ」と。

これを踏まえて、少なくとも今回の

「あなたなら大丈夫だよ!」「あなたなら出来る!」

という言葉は

心から相手を尊重しあなたが確実に責任を取れる

にだけ使いましょう。

このように

気をつけて言葉を紡ぐこと」は

あなたの人生をより良くすることに繋がります。

言霊」という言葉があるように

あなたの発した言葉(心根)」が

良きにつけ悪しきにつけ実現する」のです。

ですから

あなたの心根が正直で誠実な状態を保つ」なら

あなたの発した言葉」は

あなたに心地良い状態を運んでくる」ものです。

逆に

無責任な濁った心根で、人を惑わす嘘を吐くなら

濁った虚構の世界で生きることになる」でしょう。

それは

自ずとあなたの人生に悪影響が出る」ということ。

こんな恐ろしい未来にしないため」にも

自分の人生をより良くするため」にも

言葉に責任を持ち

誠実な発言を心がける決意」をしてみませんか?

同時に

大丈夫」「言葉について①」「言葉について②

も読むと理解が深まります。

ではこれからも

あなたの人生がより豊かに快適になるよう

一緒にこの世の理解を深めていきましょう!

不定期でブログの内容の更新をしています。

何度もご覧いただくことをお勧めします。

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