集団について

応用編

あなたは集団という言葉を聞いて

連想するのは何ですか?

どんな集まりのことを思い出しますか?

<集団の最小単位、家族>

集団と聞いて、一番最初に思い出す集まり

「学校」ではないでしょうか?

もちろん、社会人なら「職場」でしょう。

そのような「集団」という連想の中で

人間にとって一番小さな集団というかたまり

「家族」です。

私たち人間は、全員、父親と母親から

生まれるため、お腹の中から家族という集団

の中に所属しているのです。

そもそも

家族という集団の中に人間が生まれる理由は

他の人間との深い関わり合いだけが

人間の「魂の成長」につながるからです。

つまり

家族という集団は、人が生まれた瞬間から

密接に、より深く人と関わり合うことで

人間というものを知り、理解していく為に

あなたが生まれる前に設定し、用意した

最重要な学びの環境だと言えるでしょう。

(親という存在も参照下さい)

<集団で活動するリスク>

この世の中で

多くの人と関わらなければ気付けない物事は

無数にあります。

ですが

「誰とでも集まって何かをすれば気付く」

というわけでもありません。

コロナ禍に「ソーシャルディスタンス

という言葉が広く使われました。

お互いに距離を取る事を示唆していましたが

コロナが落ち着いてきた「てい」の今では

距離をとらなくても良い事になっています。

ですが、少なくとも地球で生きる人間ならば

コロナ禍で無くとも他人とある程度の距離感

を保ちたいものです。

それは生理的な不快感を軽減するだけでなく

人と人とが不特定多数に交わることでの

細胞レベルでリスク・危険性を下げます。

細胞レベルであまりに遠い関係性の相手では

感染症等の大きなリスクが出てくるのです。

危険性を下げる為に、人との距離が近い場合

あなたの本能が「距離を取れ」とささやき、

働きかけてくるはずです。

日本では100年ほど前までは、村単位などの

小さい単位での交流しかなかったのですから

現代の大規模な範囲での交流

国単位、世界単位での規模な交流は

リスクでしかないと言っても良いでしょう。

つまり

細胞レベルで遠すぎる相手とは

細胞レベルのリスクが高まるのです。

(細胞が近い・似ている場合の危険も有り)

ですから、誰とでも、どんな相手とでも

ベッタリとくっつきあって良いという

訳では無く、少なくとも、あなたの本能で

受け入れられる相手以外とは距離を置いて

関わる必要があるのです。

現代では、この事に鈍感な方が多いです。

本当は互いに生理的にダメなのにも関わらず

無理をして関わろうとする人が多いです。

「不安である」等の一時的な感情に流されて

互いに相手を受け入れてしまうのでしょう。

ちなみに「生理的にダメ」というのは

見た目の好き嫌いではなく細胞レベル

の記憶が、あなたに不快感を与えている

という事です。

例えば

相手の見た目が一般的に良いと思われる場合

その人を自分にとっても「不快でない相手」

だと思い込み、我慢して関わり接触したり。

結果、体調を崩したり病気になったり。

そのようなことはありませんか?

これは自分の感情・細胞の記憶を無視して

他人の価値観・考えを優先した結果です。

そこで、こんなことにならない為にも

本当は嫌なのに嫌でないと勘違いしない様に

いつも自分の感情や感覚を観察しましょう。

心の整理整頓」ですね!

細胞レベルの警告である不快感を否定して

一般的な(みんなと同じ感覚)を優先して

意識的に「生理的な不快を否定」し

「細胞レベルで交わること」を選ぶのは

新たな病原体、未知なるものを

作ってしまう可能性も増大させます。

「交わると」いうのは

 ⚪︎性的接触

は、もちろんのこと

 ⚪︎手をつなぐ

 ⚪︎息が吹きかかるほど近くで一緒に過ごす

 ⚪︎満員電車などで皮膚が触れ合う

 ⚪︎祭り・フェスなどの人混みでの接触

等、皆が当たり前だと思ってる関わりです。

大人でも子供でも日常生活において具体的な

経験があるのではないでしょうか?

例えば、お子さんならば

「誰とでも仲良くお友達と手を繋ごうと

幼稚園や学校などで強制される」など

大人であれば

「仕事の為に毎日満員電車に乗る」

「飲み会で同じ皿の料理をつつき合う」など

至る所に個人の力では簡単には避けられない

「危険な交わり」が発生しています。

上記の様な接触が、年に1.2回程度であれば

問題にはならないかも知れませんが

毎月,毎週,毎日なら肉体が蝕まれています。

残念ながら肉体(細胞)を持つ人間は

誰とでも密着して良い生き物では無いです。

細胞レベルで合わない人間とは

距離を置かなければいけません。

「多くの人と関われば免疫ができる」

というのは嘘です。

「多くの人と関わるから病気が生まれる」

というのが正しい感覚です。

人との関わりに鈍感になっては危険です

誰もが、この異常さと危険に気付き

当たり前・常識とされているものを

くつがえし変化させ工夫していきたいものです。

<心的・物理的距離を意識する>

とはいえ

「様々な感覚・知らない考え方」など

「あなたの中にあるもの以外を知る為」には

他人と関わらざるを得ません。

どうしても、関わらなければならないなら

「快適な距離感で関わりたい」ものです。

江戸時代と比べて急激に人口が増えました。

他国からの移住も増えて遥か遠い遺伝子との

関わりも増えました。

そのため、現代の日本では

ちょうど良い距離をお互いに取ることが

難しくなっています。

でも、こんな時代だからこそ

人間同士の距離感が狭くなった現代において

「本来あるべき距離をとる」という

お互いに安心・安全な距離を意識的に確保し

関わることが大切です。

ところで、コロナ禍当時

8割の大学がオンライン授業を対面授業

と併用していました。

素晴らしい対処・対応だったと思います。

オンライン授業を推進していくには

お金も時間もかかります。

それでも変化・進化を遂げました。

「今までの常識を覆す」

という「リスクと向き合い」ながら

学校は変革をしたのです。

大学ができるのであれば

小中高、各種学校や

その他の集まり、会社などでもできるはず。

人との関わりは

近くに居ることだけで深まるわけではなく

離れているから遠くなる訳でもありません。

互いに距離があったとしても手間暇かければ

深く繋がることは可能です!

手間暇を惜しまないで下さい。

面倒くさがらないで下さい。

もちろん箱(学校・職場等)に人を集めれば

一見、関わっている様に見えるでしょう。

でもそれだけで本当に「人と関わっている」

と言えるのでしょうか?

関わるということは

「お互いの心の奥を知り合うこと」

そんな事を学校・職場の中でしていますか?

「家族であっても心の奥を知らないのに…」

現在はオンラインでの関わり方も出来ます。

むしろ、オンラインやSNS(電話含む)は

言葉の齟齬など行き違いが起きやすいので

「人々が、更に慎重に人と関わろうとする」

自己研鑽けんさんというメリットがあります。

また、人々が集団で近くに居たとしても

「無視・無関心・いじめ・パワハラなど」を

抱えている集団(家族含む)なのであれば

「誰とも関わっていない」のと同じです。

その様な集まりは本当に必要でしょうか?

考えてみて下さい。

学校・会社の建物は「ただの箱」です。

箱にとらわれて誤った選択をしないで下さい。

「皆と同じ・皆がしている」を基準にすると

様々なリスク・危険なことが倍増することも

忘れずに。

そして

個人・集団どちらでも心の距離・物理的距離

両方の距離を意識し続けて欲しいです。

<快適に関わる術を身につける

人間は、究極的には基本1人で孤独です。

その上で

心は自由で、誰とも同じにはなれません。

ここを踏まえて人と快適に関わる為に

以下を参考にして下さい。

 ⚪︎集団ではない「個」として生きる

 ⚪︎肩書きのない「個」として人と関わる

 ⚪︎その上で集団とも関わる

 ⚪︎お互いに尊重し合う

ただし

 ⚪︎家族という集団だけは優先する

 ⚪︎むやみやたらと他の集団を望まない

 ⚪︎本当に関わりたい人だけ深く関わる

 ⚪︎関わりたい人から拒否されたなら

  距離を置く(片思いは見守るだけ)

これを基盤に日々を送る事こそが

人間として安心安全に生きていくために

一番大事なのことなのです。

なんであれ

「集団で居ることが安心安全である」

という神話は、コロナで崩れ去りました。

全ての人がお互いの「個」をおもんじて生きれば

それに見合った、集団に寄りかかり過ぎない

より良い経済活動もできるはずです。

人の幸せは「集団至上主義からの脱却」です

集団や誰かに寄りかかりすぎず

でも「家族という集団は大切に」しつつ

ちょうど良い距離感を持って人と集まったり

また、新たな家族となれる人を見つけたり

その人と家族を作ったりして欲しいです。

結局親しくなれる人とは何をしなくても

いつの間にか親しくなっているものです。

そして

世の中の動きに敏感になりましょう。

常識や当たり前を疑いましょう。

自分の感情の動きにも敏感になりましょう。

それが「あなたにとっての最適解」である

安全に快適に関わるすべを導き出すでしょう。

ではこれからも

あなたの人生がより豊かに快適になるよう

一緒にこの世の理解を深めていきましょう!

不定期で過去のブログ内容も更新しています。

何度もご覧いただくことをお勧めします。

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