咀嚼する

あなたの人生はあなたのものです。

だからあなた自身で切り開くことが大切です。

今回は人生を切り開くことに役立つお話です。

＜初心者ならば＞

「誰かのアドバイス・方法・理論・やり方・情報」等

これら全ては

「誰かが気付き・考え・研究したもの」です。

ですから、もしも

「上記のような内容をあなたが手に入れた」のなら

「そのまま使うのはダメ」です。

何故なら、それらは

「他人のものであなたのものでは無い」ので

「簡単には使い熟こなせないから」です。

もしもあなたが

「そのままの中途半端な状態で他人に教授する」

としたら

「あなたの中途半端な知識と情報」により

「危険を呼び起こし、迷惑をかけることになる」

でしょう。

なんであれ

人に伝えるということには、責任が伴います。

これを踏まえて

たとえ、今あなたが

「何かの資格・情報等を得た」としても

「ただの初心者」です。

「資格等を得たばかりでは、まだ身についていない」

のです。

だからこそ、自分は

「資格等を得たばかりで身についていない未熟者」

で

「教授できる立場に無い、修行の身」

であることを認めましょう。

ここまでの話を

受け入れられない方もいるでしょう。

でも、以下のことを考えてみて下さい。

「もしも、あなたがタクシーに乗るなら

ベテランと初心者マークの人どちらが良いですか？」

ここまで聞けば

考えなくてもあなたの答えは瞬時に出てきませんか？

運転技術の全てを理解して経験している人を選びたい

という願いは、全ての人に共通ですから。

これを踏まえて、自分自身の

「未熟さを素直に認め」次のステップである

「努力と忍耐を始める」ことが得策ですよ！

＜咀嚼して始まる＞

ということで

「焦らず、嘘を付かず、誠実に」

「可能な限り、何度も実践で学ぶ機会を探し」

「実践をもって、知識を自分の理解に落とし」つつ

「反復練習で段階を踏んで体にも教え込んでいく」

のです。

これが次の大事なステップ「咀嚼」です。

資格を得た上で

何度も練習して、失敗して、練習して….

を繰り返した先に

「その資格を使い熟すだけの実力が育つ」のです。

そうして初めて、本当の意味で

「その資格はあなたの物になっていく」でしょう。

ですから、まずは

「手に入れたいもの（資格等）を咀嚼」して

徹底的に

「自分に馴染ませる努力」をしましょう。

そして、更なるステップに向けのスタートです。

「自分滲ませる」には

「更に研鑽を続けていく努力と忍耐力が必要」です。

これは

「資格等を得ても学びは終わりでは無いという意味」

です。

もしもあなたが

「資格等を得たその先で何もしない」のなら

「元の何も得てない自分に戻ってしまう」でしょう。

何故なら

「人間の脳や細胞は記憶合金の様なもの」で

「元の形に戻ろうとする力がある」からです。

この様に

「元の資格のない状態に戻るのを阻止したい」

のであれば

「その研鑽を一生続ける覚悟と忍耐が必要」

なのです。

その覚悟と忍耐を持って続けた先で初めて

元の自分の記憶合金との入れ替わりが始まり

「資格等を得た状態の新しい記憶合金が定着する」

のです。

ですから

「得た資格等が本当にあなたのになった」のなら

どんなことが起こったとしても

「何度でも資格等を得た状態へと戻れる」でしょう。

もちろん

「研鑽をやめてしまったなら元の木阿弥」です。

「記憶合金は機能しない」ので

「学ぶ以前の自分に自動的に逆戻りする」だけです。

「努力の上で入れた物を簡単に手放すのは勿体無い」

です。

だからこそ

努力と忍耐を続ける覚悟を肝に銘じて忘れずに。

＜理解へ落とし込む＞

結局

「人間が生きる上でも大事なこと」は

「学んだことを理解へ落とし込む事」です。

「理解への落とし込みが無い」ならば

「どんなものでも使い熟すことは出来ない」のです。

そして

「理解へ落とし込む」には、

　その内容を具体的にも抽象的にも

「咀嚼し飲み込み実行し違和感があれば最初へ戻る」

そんな過程を、自分の心の内側でも外側でも

何度も何度も踏まなければなりません。

そうでなければ

何かを身に付け、あなたの物にすることなど

絶対にできないし

熟れていないので臨機応変に対処出来ません。

そして、このような

「物事を理解へ落とし込めているかどうか」を

あなた以外の人間はよく観察し見抜きます。

初心者である人の状態は、他人に

その浅さ・浅はかさが簡単にバレてしまいます。

もしも、あなたが

「他人に教える仕事をしたい」のなら尚更、

　○何度も何度も自分の中で咀嚼し続け

　○自分という人間の成長も促すような研鑽を続ける

　○何十年もの時間をかけるだけの誠実さを持つ

ことです。

人に教えることは責任を伴います。

あなたは

責任が取れるくらい自信を持って伝えられますか？

また、それらは

　○必ず自己成長もセットであること。

　○一長一短で手に入れられるものでは無いこと。

を忘れずに。

まずは

欲しい自分の姿を目指して「咀嚼」し続けましょう！

あなた自身の地道な努力と忍耐だけが

あなたを幸せに導いでくれますよ！