誰でも
新しい事にチャレンジすることがあると思います。
それはどんな時でしょうか?
<見極める力>
新しい事にチャレンジしようと感じるのは
「今の自分の周りの流れを変えたい時」
ではないですか?
だから
新しいことにチャレンジしようと考えるのでしょう。
ですが
新しいチャレンジが
必ずしも良い結果をもたらすとは限りません。
そもそも
「次々と新しいことに手を染めてしまう」のは
「自分に合うものを見極める力が足りない証拠」
です。
「自分に合うものが分からない」ならば
「チャレンジしてる事に興味が持てず身にならない」
ので
「良い結果を求めるのは難しい」のです。
では
「自分に合うものを見極める」には
どうしたら良いのでしょうか?
それにはまずは
「今の自分の状態を知ること」です。
本来
「人として生まれた子ども達」は
「四六時中、親を観察して必要なことを覚える」
ものです。
小さな子供は
「親という絶対的に安心安心な場所」で
「覚えたものを自分のものにする為」に
「TRY & ERRORの精神」で
「転んでは立ち上がり、転んで、また立ち上がり」
を繰り返します。
(「子供」参照下さい)
この様に
「安心安全に反復練習を行う」ことで
「自分の核・ブレない心も、この時に作られる」
のです。
このような、幼い時に
「自分に合うやり方を安定的に模索し学べる環境」で
「育ててもらえない」と
大人になった時に
「自分に合うもの・方法が何か分からない」
ということになるそうです。
結局は
「幼い頃の親との経験が今のあなたの土台」です。
もしも、この土台・経験に
「足りないものがあると感じた」のならば
「時間を巻き戻すことはできない」ので
今、ここから自分で他人から学んでいきましょう。
年齢は関係ありません。
結局
「あなたの人生はあなたが切り開くもの」
だからです。
<安心安全な人間の観察>
そこで、まずは
「幼い頃に作れなかった土台を手に入れる」為に
「安心安全な人間を選び観察する」のです。
どの様なことを観察するのかといえば
○その人間がどの様な価値観で生きているのか
○どの様な生き方・心構えが世の中にはあるのか
などです。
この時
「自分と同じ様な経験・感覚・価値観・土台を持つ」
人間とは、距離を置いて下さい。
「同じ様な考えの人間の中では学ぶことはない」
からです。
「今のあなたに必要なもの」は
「違う価値観を持つ人間の中にだけ存在する」
のですから。
また、今あなたに
「欲しくても手に入れられないもの」があるのは
「手に入れたいもの」が
「あなたの価値観の畑と違う場所にある」からです。
そもそも
「自分に合わない畑でチャレンジをしていた」ので
「満足のいく結果にならなかった」のです。
ですから、あなたには
「今までの価値観と違う誰かに教えを乞う」
ことが必要なのです。
これが今あなたに必要なチャレンジです。
「あなたの親の代わりになる人物を探し出し」
「真似る」のです。
ただし、あなたは既に大人なので
「安心安全な環境・人間はあなたが用意」
しましょう。
大人であるあなたは
「自分で環境を整えることが出来るはず」です。
そして、「境界線」でも書いていますが
必ず
「あなたと他人との関係性の距離」を見て
「関わって良い人間を観察対象に選ぶ」ことです。
以下はその基準です。
1.あなたが関わっても良い人間である
2.自分と価値観が異なる人である
3.放浪癖のない人である
4.心の安定した人である
5.親子関係が良好な人である
(良好とは喧嘩しても壊れない信頼がある状態)
6.中庸な心を持っている
最低限この5つを満たす人間を選びましょう。
そして
しっかりとその人(親代わり)を観察しながら
○あなたの足りないもの
○あなたのいらないもの
○あなたの知らないもの
○あなたの目に入らないもの
等を知り、理解していきましょう。
また、あなたが
「知らないもの」「目に入らないもの」があること
はきちんと受け止めて下さい。
あなたが全てを知っているわけでは無いのですから。
これが
「あなたが観察し真似をし理解し学ぶこと」です。
<自分のものにする>
最初は誰もが
選んだその人の真似をするしかありません。
でも、真似だけでは人は満足は出来ません。
何故なら
「他人のやり方・方法はあなたには合わない」
はずですから。
「咀嚼する」でも書きましたが
「手に入れた価値観・知識」を
「自分のオリジナルの形に変える作業」をしなければ
「満足のいく結果は得られない」のです。
常に「他人から得たもの」は
「咀嚼し理解した上で自分の形に書き換えが必須」
であることも忘れずに。
「わかった!」は「ただ知っただけ」です。
どんなものであっても
「360度球体状・ボールの形に理解」し
「自分のものになった」その時に初めて
「力が存分に発揮」されます。
ですから
「地道に忍耐強く」
「他人の価値観・考え方・生き方を自分のもの」
にしていきましょう。
でも、この書き換える作業も
「今のあなたの心の状態では難しい」でしょう。
何故なら
「心の整理整頓できていないあなた」では
「中庸な心で物事を見ることができない」ため
「自分に合わないものを選び、書き換えてしまう」
からです。
このままでは
「それまでの努力が水の泡」元の木阿弥です!
「双六なら振り出しに戻る」のです。
振り出しに戻らない為にも
同時進行で「心の整理整頓」で心を整え
「見本となる大人を観察し」
「自分の未熟さを理解し学ぶ」ことです。
学んだ先で
「中庸な自分・本当の自分と出会える」はずですよ!
ではこれからも
あなたの人生がより豊かに快適になるよう
一緒にこの世の理解を深めていきましょう!
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