心を強く持つ?

応用編

心を強く持てばこの先は問題ない

というような考えを耳にします。

ですが、それは本当でしょうか?

<間違った対処方法>

人にとって辛く苦しい出来事」が起こった時

誰もがその状況から抜け出したい」と考えます。

もちろん

物理的に危険な場所から脱却出来る

転校・転職・引越し・会を退会する、など

ならば

あなたの身を守るためにもすぐに実行

するべきです。

危険だとわかっている場所に留まる理由はない

からです。

でも

過去の辛い記憶など心にこびり付いた辛い事

からは

物理的に対処ができない」ので

あなたの辛い記憶から抜け出すのは難しい

ものです。

何故なら「記憶」は

目に見えない側からは不確かなもの」なのに

あなたの心の中にはしっかりと存在してしまう

厄介な存在だからです。

そもそも、一般的に言われている

心を強く持つ」ということは

こんな時に対処する方法なのでしょう。

でも「その実態」は

その辛い記憶を封印をするだけ」です。

つまり

記憶を封印し、自らトラウマを作る無意味な行為

です。

ですから

心を強く持とうとすればするほど

心を強く持つという記憶の封印」で

トラウマを自分で量産すること」になり

そのトラウマが

あなたの言動に制限をかけ

更には

あなたの心を攻撃」し

あなたの自由で快適な生き方の妨げになる

という

極めて無駄で無意味な間違った行動なのだ

とまずは知りましょう。

<正しい対処方法>

ここまでのお話で

心を強く持つことは、間違った対処方法」だと

理解できたかと思います。

ならば、今日からは

誤った対処の仕方は手放し」て

自分の心に寄り添うという正しい対処方法

にシフトしましょう。

以下は「正しい対処方法」です。

辛い出来事にあった自分の心」に

 ○辛かったね苦しかったねと自分に声をかける

 ○自分の辛い気持ちに自分で寄り添う

これを毎日繰り返すと気持ちが徐々に落ち着きます

更に繰り返して行くうちに

あなたが「自分自身に理解されたと感じた」ならば

 ○辛い記憶が薄れ辛い記憶に振り回されない

 ○自由で快適な未来が描けるようになる

 ○怒りが減る

そんな未来がやってきます。

どんな時でも

自分という人間は自分という人間の最大の味方

でなければなりません。

心を強く持つという

辛い記憶を見て見ぬ振りをして封印する方法」は

一見自分の味方になったかのように見えます」が

ただそう見えるだけ」で

むしろ「自分自身の未来を踏み潰す

まるで「自分を貶める敵のような対処」です。

このような間違った対処からは

サッサと縁を切り

しっかりと自分を自由に快適にできる方法を

忍耐を持って身に付けていきましょう。

この方法は

あなたが今までやったことがない方法」です。

きっと

出来ない・やり難い・やりたくない

が出てくるでしょう。

誰だって

今まで通り・いつも通りが楽」ですから。

以前

面倒臭い」でも書いていますが

人間は究極の面倒臭がり」なのです。

でも

人間の営みの全て」は

経験のないことにチャレンジする事で成り立つ

ので

あなたが

面倒臭がっているなら、快適な人生を送れない

でしょう。

そもそも

あなたを救えるのはあなただけ」で

あなただけがあなたの人生の責任者」です。

あなたの人生に、責任と忍耐を持って

自分に優しく寄り添うことを練習

していきましょう。

やったことのないことは全て練習あるのみ!

とにかく

面倒臭いは横に置いて、粘り強くチャレンジ

しましょう!

<原点回帰>

どんな人間も、生まれてすぐは何も出来ません。

親の手を借りて生きていくしか方法がありません。

そして

産まれ落ちてすぐに人間が何も出来ない」のは

親子ともに、経験という学びが必要」だからです。

つまり

親が子どもにマンツーマン」で

知識や経験を伝えていくことが大人の学びの一つ

です。

まともな経験と知識を得た子が子孫に伝えていく

また、子供にとって経験とは

生活・勉強・遊びだけではありません。

掃除・料理・洗濯等の家事が人として良い経験

になります。

ですから、親は

膨大な時間を割いて子どもと一緒に家事を楽しみ

ながら

子育てでしか学べない

押し付けではない、忍耐強い教育の経験を積む

ことをしましょう。

この学びは

子どもがいる人だけが得られる特権

とも言えます。

このような経験を

大人が積み重ねること」で

忍耐強く教える事が上手い人が増える

と同時に

社会全体の世の中の流れも良い方向に行く

でしょう。

でも、現代は

このような経験を全く積まない家庭が増えています。

一人の人間としても

創造主とつながる人間としても

危機感を覚えています。

何故なら

親が目先の利益や経済ばかりを優先」して

家庭で過ごす、温かな大切な時間を子供から奪う

だけでなく

親から受け継がれる、知識や知恵や技術を与えず

子どもの未来の利益を奪っている認識が足りない

からです。

その為

子ども達が、未来の自分の子孫に受け継ぐ

はずの

伝えられる知識や経験が、圧倒的に足りない状態

に陥っています。

これから益々

受け継がれない知識」が

時代に埋もれて消えてしまう」でしょう。

それこそ、この世界が

自立して衣食住を自ら行えない人間で溢れる

かもしれません。

このように

無知な人間で溢れる無法地帯を望む人間はいない

はずです。

ですから、今、気付いた方から

親子の時間を削る流れを止めて欲しい」のです。

この時代に

失われてしまった知識・技術を手に入れ直す

には

タイミングを逸して欲しいものが手に入らない

ことと同じように

知識や技術を手に入れた倍以上の年月がかかる

のです。

それこそ

怠惰に育てしまった人間」に

何年も忍耐して知識・経験取り戻す能力は無い

です。

今も刻一刻と知識や技術が失われています。

ここまで読んでも

自分だけが気づいても意味がない、と感じる

かもしれません。

でも、あなたが気付いて

原点回帰する方へ導く行動をとる」なら

少なくとも

あなたの身近な存在はその恩恵が受けられます。

そして

恩恵が受けられた人間が増えた」ならば

世の中の流れが大きく変わる」のです。

人間の未来・子どもたちの未来のためにも

あなたから「原点回帰」を始めていきましょう!

ではこれからも

あなたの人生がより豊かに快適になるよう

一緒にこの世の理解を深めていきましょう!

不定期で過去のブログ内容も更新しています。

何度もご覧いただくことをお勧めします。

    そらのあお  2002年から癒し・ヒーリングを親を含む家族全員で学ぶ。同時にカードリーディングを始める。2006年頃からブログやコラムを執筆。現在、修正加筆及び新規寄稿中。誰もが安心して暮らすためのライフデザインの基礎として、人間の集団の最小単位である家族(パートナー含む)の関わり方を素直で正直なものに変えていく方法やコツを発信している。元コミュニケーションスキルインストラクター。現在電話にて占い鑑定中。#心の整理整頓 #創造主対話 は2018年にそらのあおが作った造語です。
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