誤魔化しがトラブルを生む

応用編

人はトラブルを嫌がります。

なので誰もが、事前にトラブルを避けるための対策

「転ばぬ先の杖」を準備したいと思うものです。

<感情を操作する危険性>

転ばぬ先の杖」を辞書で調べると

 ○失敗しない様に前もって準備すること

 ○失敗しない様に十分準備すること

などが挙げられます。

転ばぬ先の杖」という言葉の意味を見て分かる通り

世の中では

 ○失敗をしたくない

 ○失敗はダメだ・許されない!

そんな考えに基づいて

失敗しないためにはどうしたら良いか?

と考えながら人間は日々を過ごしている様です。

でもそれは、人間に

全てをコントロールしたい欲求があることの証明

でもあるのです。

(「コントロールについて」参照)

他人をコントロールしたい人々」は

 ○未来が確定していないので確定させる動きをする

 ○相手の考えを、自分の考えに合わさせたい

 ○自分の思い通りに物事が進まないことが嫌

 ○自分を変えず、今の快適な状態を維持したい

このような「自分の欲求・エゴ」を優先するのです。

(維持がエゴなのは「続けると維持する」参照)

本来、人間は

自分の欲求を叶える為」に

自分の内側を成長させる生き物なのですが

自分や自分の現状を変えることを恐れて

自分ではなく他人を変えることを選択する

という

自分勝手な人間」が増えています。

つまり

他人の感情を強制的に変えて

自分の不安を減らし・楽をしたい

と考えるのです。

何であれ

他人の感情をコントロール・操作することは

本当は、誰にも出来ませんし、してはいけません。

相手の感情を

コントロール・操作しようと画策」すればするほど

相手に感情のフラストレーションがたまる」ので

結局は

あなたの思い通りには進まず

あなたが相手の感情を押さえつけた」ことによって

相手の感情を爆発・炎上させ、大火事となり

火の子が自分に降りかかる、自業自得に陥る

のです。

このように

相手の感情を操作する」なら

因果応報」の理が発動します。

自分の考えや言動を変えない」のであれば

問題が勃発することを覚悟するべき」でしょう。

<他人の感情と向き合う>

ところで、正直に、誠実に

人の心を操作せず、物事を円滑に進める」為には

小さな問題が出てきた時点」で

素早く相手の心に寄り添い、的確な対応をする

ことが必要です。

ここで最も大切なのは

人の感情から逃げない」ことです。

問題」とは

その人の感情が怒りに変わって表面に現れている

状態です。

問題を抱えたその人なりに対処した」けれど

どうにもならず、また理解されなかった思い」が

あなたに対して怒りで表れる」のです。

誰にとっても

人間が怒りを受け止めるのは難しく、怖い

ものです。

だから「その問題から逃げたくなる」でしょう。

でも、人間にとって

その時・その場所・その場面での感情が全て

なので、あなたが

相手の感情(怒り)から逃げようと画策する」と

相手は否定されたと感じる」ので

必ずトラブルになる」のです。

あなたにも覚えがあるはずです。

なぜここで相手が怒りを爆発させたのか?

全く思い当たらないようなこと」が。

それは

これまでの関わりの中で

相手に対して面倒くさがった手を抜いた対応」と

相手の感情に対して、誠実に正直に対応しない

相手の感情を誤魔化す行為を行なった結果

いつの間にか

あなたの面倒臭がり、寄り添わない態度」が

相手の感情を炎上させていた

のです。

まずは

相手の感情から逃げ出さない」ようにしましょう。

人の感情に対する対応を後回しにすればするほど

相手の抱える問題が大きくなり炎上」します。

小さな火種だったものが、大火事を生み出す

のです。

ですから「初期対応はとても大切」です。

初期対応を、素早く、丁寧に行う

ためにも

面倒臭がらず

丁寧に正直に相手の感情に寄り添うこと」です。

そして

これだけが炎上を防ぐ唯一の方法」です。

<面倒臭がりを克服する>

そして、ほとんどの人間が「これ」が出来ません。

これ」とは

真摯に心に寄り添うこと」です。

これが出来ないのは

あなたが面倒くさがりだから」です。

誰でも

他人の感情と向き合うのは嫌なもの」です。

良い感情だけが人間関係の中にあるわけではない

からです。

でも

生きている限り人の感情から逃げる事は出来ない

のです。

逃げられないのなら向き合うしかありません。

逃げられないのならば

ブログの「面倒臭い」を参照して

人の感情に対する面倒臭がりを克服する

のが最善策です!

そして、ブログを読んだあなたが

他人の感情に対して、面倒くさがりな自分を克服

出来たのならば

他人の感情から逃げないで向き合える」ので

人生の岐路での問題解決が早く」なり

今よりもグンと快適な時間が増える」でしょう!

残念ながら

寄り添うとは同意ではなく、理解を示す事だけ

を行うことなので

ただ普通に生きてきた人には出来ない」です。

そらのあおのところへ学びにきて下さい。

<クレーマー誕生の法則>

ここからはトラブルメーカー

クレーマーが誕生する理由です。

人間として生きる

全ての方に知っておいて欲しいことがあります。

特に、組織に関わる人は必ず読んで下さい。

例えば、企業において

仕事のプロジェクト等ゴールが明確にある」ものは

準備をして、そのゴールに向かって邁進する」のは

必然で当たり前のことでしょう。

それは

B to BもしくはB to Cでも

失敗・イレギュラーが少ければ少ない」ほど

時間・労力・コスト・ストレスがかからず

快適なビジネスを行うことが出来る」ものです。

だからこそ

多くの準備・根回し・フォロー」をもって

失敗を阻止するのは当たり前のこと」です。

でも

1対1の人間関係・家族関係において

根回しをしたり・自分に都合の様方向に誘導する

ならば

 ○他人をロボットのようにコントロール

 ○自分にとっての快適な方法を押し付ける

 ○関わる人々の感情を踏みつける

ことになるので

 ○自分が蔑ろにされた・誤魔化されたと感じ

 ○怒りの感情が生まれ、蓄積し限界が来る

 ○溜まった怒りの感情が

 ○互いにいがみ合う関係性を生み出す

 ○関係性が進まず、信頼が作れなくなる

このようなことが起きるのです。

ちなみに

B to Cの対応で同じことをする」ならば

クレーマーを量産することになる

でしょう。

以下は

企業としてよくある間違った対応

です。

顧客の言い分」に

謝ると、会社側が不利な立場になりそう」なので

ご心配をおかけしました」という

どちらとも取れる、曖昧な言葉」で

企業は顧客を誤魔化そう」とします。

でも、このように企業側が

顧客より優位に立ちたいという欲求で誤魔化す」

ならば

顧客は気持ちを踏み躙られた」と感じます。

そして

気持ちを踏み躙られた顧客」が

人間の感情に寄り添わない対応された、と炎上」し

クレーマーが誕生する」のです。

つまり、本来

会社側が顧客に対して正しい対応が出来

のであれば

クレーマーは生まれない」のです。

クレーマーが生まれる」のは

企業」の

人の心に寄り添わない手抜きの顧客対応の結果

なのですから。

まずは相手が嫌だと感じたことを聞きましょう。

聞き流すのは暴力なので、やめて下さい

ただ聞くだけ」が相手の望みですよ。

やり方を知りたい方」は、そらのあおまで。

そして

やり方を身につけるには時間がかかる

ことを忘れずに。

心の成長(心の整理整頓)も必要なので

たっぷり2・3年はかかるものですよ。

更なる補足

 誰にでも丁寧に寄り添う対応を心がける企業ならば

 最初からおかしなお客様は来ないものです。

 おかしな顧客を呼ばない会社を目指して

 社内の人間同士でも、丁寧に寄り添う対応を。

ではこれからも

あなたの人生がより豊かに快適になるよう

一緒にこの世の理解を深めていきましょう!

不定期でブログの内容の更新をしています。

何度もご覧いただくことをお勧めします。

    そらのあお  2002年から癒し・ヒーリングを親を含む家族全員で学ぶ。同時にカードリーディングを始める。2006年頃からブログやコラムを執筆。現在、修正加筆及び新規寄稿中。誰もが安心して暮らすためのライフデザインの基礎として、人間の集団の最小単位である家族(パートナー含む)の関わり方を素直で正直なものに変えていく方法やコツを発信している。元コミュニケーションスキルインストラクター。現在電話にて占い鑑定中。#心の整理整頓 #創造主対話 は2018年にそらのあおが作った造語です。
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