相手への気持ちを伝えるとき
「こうなったらいいな」という期待が
誰にでも必ずあるはずです。
でも、期待は失望と表裏一体なのです。
<期待と失望は表裏一体>
「こうなったらいいな」という「期待」は
「あなただけの思考・考え」です。
「欲望」ともいえるでしょう。
そもそも「欲望」という「思考・考え」は
相手にとっては
「ネガティブで不快なもの」なので
あなたが直接
「言葉や態度で表現しない」場合でも
ダイレクトに
「簡単に相手の心に伝わる」のです。
むしろ、他人には
「思考・考えしか伝わらないもの」です。
なので
「こうなったらいいな」という「期待」は
○こうしてくれ!という要求として伝わる
○脅されているように感じる
ため「ネガティブな結果になる」のです。
例えば
「好き」と伝えても、自分の腹底の考え・思考に
○勇気出して伝えたんだから付き合ってよ!
○私は付き合いたい、あなたもそうだよね?
があるなら
「脅し・要求」として伝わってしまいます。
すると
相手は好きという言葉を素直に受け取れません。
それどころか
○わー。脅された!要求に答えたくない!
となり
あなたが失望する答えを突きつけてきます。
たとえ、この直前までお互いに知らないままに
実は2人が相思相愛だったとしても
相手から「脅しに対する防衛反応」が出るので
拒否をされる可能性が極めて高いのです。
「期待」はとても厄介です。
「期待」を持ったまま相手と対峙し言動すると
「2人の関係が悪化する可能性が高まる」
ものなのです。
だから
あなたが相手に「好き」という気持ちを
そのまんま、丸ごと受け取ってもらい
「良好な関係性を築きたい」のなら
「期待しない」こと」です。
『期待=失望』なのですから。
<期待しないために>
では
期待しない為にはどうしたら良いのでしょう?
それは
「あなたの思考・考えを停止させる」
ことです。
つまり
「自分に都合の良い未来を想像しないこと」
が大切なのです。
「未来を想像しない」のは中々難しいことです。
私たちは幼い頃から「頭を使って想像」します。
学校でも家庭でも『頭を使いましょう!』
と散々、言われて育ちます。
だから
「簡単には思考・考えを停止出来ない」のです。
事実『両親・教員等』から
「試験で良い点をとる事を要求されている現実」
も拍車を掛けます。
ところで
「頭を使うこと」をよく観察してみると
○先人のやり方・考え方を肯定し暗記する
○現在の情勢で有意な方に合わせて考える
この様なことを定義しているようなのです。
どうやら「他人の考え・思考の刷り込み」が
「頭を使うこと」になっている様子。
そのため
『心で感じる大切なもの』よりも
「刷り込まれた思考・考えが優先」となり
他人を
○誘導・コントロールをしようとする
物事の
○美味しいところだけを取ろうとする
そして
「この様な思考・考えが自分の望みだ」
と勘違いしてしまうのです。
つまり、現代の人間は
他人からの刷り込みである思考・考えが
自分の心が感じている事だと思い込んでいます。
人間が持つ本質である
「率直で正直な綺麗な心で感じた物事」ではなく
「他人を蹴落とし自分だけが得するべきだ!」
だという
「悪意ある、世の中に蔓延した考え方」を
『自分の感じている事と勘違いしている』
のです。
「心」は「思考・考え」とは別物です。
『心は魂(たましい)』です。
『私たちの人間の本体』が『心=魂』です。
だから
心を蔑ろにする人は人間とは言えません!
本来
「思考・考え」は
「誰もが全く異なる価値観」の下
「少しでも地球で暮らしやすくする為」に
「工夫が施せるように脳に備わった能力」です。
「思考・考えを正しく工夫し使う事」ができれば
「快適で穏やかな日々を過ごせる」という能力。
でも
「他人を操るなどの心を無視した画策や計画」
を工夫だとするならば
「その人の工夫」は
「他人の心を無視し、悪意で壊すこと」
です。
つまり
「他人の心を蔑ろにした自分勝手な方法」で
「相手の人生を乗っ取り壊そうとする」
のですから、そんな人間には
「苦しい未来がやってくるのは当たり前」です。
このように自ら不幸を招き入れないためにも
今の自分が
○自分も他人の心も蔑ろにして生活している事
○刷り込まれた思考・考えを優先している事
を知り、自分自身が
『心がないロボットのように育っていること』に
気付きましょう。
この「気付き」は「心の整理整頓」の一部です。
ご自身で、意識的に
「他人の思考回路から算出された」
「結果だけを欲しがるプログラム」から
抜け出しましょう。
そして
『心を蔑ろにする経済優先の悪しき考え』を捨て
「人間らしい生き方を取り戻す」のです!
<思考停止のすすめ>
現代を生きる人間は、幼い頃から
目に見えるものである、成績の良し悪しや
損か得かを優先するように刷り込まれ
「人間にとって大切な心・感情を否定」し
「心が紡ぐ本物の幸せを捨てる」ように
誘導されています。
この
「刷り込まれ誘導された思考・考えを優先する」
と、心は自由ではなくなり
自分の気持ちを感じる事ができなくなります。
そして
「自分の気持ちを感じられない人間」は
「生まれる前から望んでいた本当に欲しいもの」
は手に入らなくなってしまいます。
これこそ「人間として本末転倒」です。
なので、まずは
「思考・考えを停止させた状態を作る」のです。
「思考・考えを停止」させて
「あなたの本当の心からの想いを伝える時」
初めて
「相手の心にあなたの心が温かく響く」のです。
もちろん
あなたが思い描いた通りの答えは
出ないかもしれません。
でも
「誠実で、満足のいく答え」
がもらえるはずです。
「心と感情を優先したい時」に
「思考・考えを停止させる方法」
それは
「自分自身の心の整理整頓をしておく事」です。
「心の整理整頓で自分を深く理解」していれば
「自ずと余計な思考の停止はできる」のです。
思考停止ができれば
あなたにとって滞った世界が
明るく広がって見えるでしょう。
「本気で状況を変えたい方」お話に来て下さい。
「この世の理」と「心の整理整頓」について
あなたの状況に合わせたお話で、掘り下げます。
<腹のうちを丸見えにする>
また
「心が紡ぎ出す本物の幸せ」を手に入れる為に
「思考停止と共に効果のある方法」があります。
それは
「腹底の思考・考え全てを伝えてしまうこと」
です。
つまり「腹の中を全て見せること」です。
普段皆さんは自分の本心を誤魔化しています。
だからあなたは常に
「欲求を隠している状態」です。
でも
「要求を隠している状態」は
「相手に期待している状態」なので
「表面の取り繕った言動」よりも
「隠している腹底の期待が伝わってしまう」
のですが
「期待する、という欲求(エゴ)」を
「隠さず正直に話してしまう」ことで
「本音が清々しく相手に伝わり」
『期待でも「期待=失望」にならない』のです。
たとえば
○今すぐ付き合いたいくらい好きなんだよね!
○常に一緒に居られたら嬉しいんだけど!
など、そのままの気持ちを
『後先考えずにはっきり・きっぱり宣言する』
そうすれば
『あなたの潔い態度は好感度を膨れ上がらせる』
ので
『相手も度肝を抜かれて嬉しくなる』
のです。
ちなみに、上記の
『コミュニケーションスキルを使った表現方法』
は『心の整理整頓』が出来ていなければ
スキルが生かされず、上手く伝わりません。
(「心の整理整頓」参照)
逆に、上記のように
『心の整理整頓が出来ている状態』で
『そのまんまの気持ちを相手に伝えた』ならば
しっかりと気持ちを受け止めてもらえます。
これは
「あなたの心の整理整頓が進んでいる証拠」
です。
つまり、上記のように
「正直な表現・正直なコミュニケーション」
ならば
「自分も相手も嫌な思いをせず」
また、あなた自身も
「自由で正直な自分で気持ちよく行動できる」為
たとえ、相手に断りを入れられても
「気持ちを引き摺らずに次に進むことが出来る」
でしょう。
日々「どのような行動・選択をする」にしても
「自分の本当の心(感情)に沿って生きる」なら
『心の整理整頓』の必要性に行き着きます。
あなたも『心の整理整頓』を始めて
「期待」に寄りかからない人生を選び
一緒に次のステージを覗きにいきませんか?
ではこれからも
あなたの人生がより豊かに快適になるよう
一緒にこの世の理解を深めていきましょう!
不定期で過去のブログ内容も更新しています。
何度もご覧いただくことをお勧めします。