「誰かに喜んでもらいたい」と思うことは
人間なら誰にでもあることです。
ここでは不特定多数を喜ばせるのではなく
特定の個人に向けてのお話です。
<喜んでもらうために>
では、実際に喜んでもらうために
あなたはどのようなことを考えますか?
例えば
① 一般的に喜んでくれそうなことをする
② 自分が嬉しいと思うことをする
③ 相手にさりげなく直接嬉しいことを聞く
④ 相手を観察し嬉しいことをリサーチする
⑤ 何も考えず流れに任せてタイミングを掴む
この中に当てはあることはありましたか?
(これ以外にも方法があればご連絡下さい)
上記の①から⑤番は
どれも間違った対応はしていません。
間違った対応とは相手が不快になる対応です。
どれも相手を大切に思う行動で
不快にするものでは無いでしょう。
でも
方法ごとに相手の受け取り方は変わります。
一例として
①② 単純に「ありがとう」と思う
③ だからあんな質問されたのか!と腑に落ちる
④ 自分を見ていてくれて嬉しく思う
⑤ やっぱり一緒にいるのが心地良いと思う
こんな感じでしょうか。
同じように見えて、受け取り方は大きく変わります。
後半の方が親しさを感じるはずです。
<嬉しさの積み重ね>
特に⑤の感情がお互いの中にたくさんあれば
「深い信頼関係が出来上がる」でしょう。
「人には分からない2人だけの嬉しい感覚」です。
「2人だからこそわかる喜びがある」ものです。
ならば「最初から⑤を実行してみよう」と思っても
ハードルが高いでしょう。
「自分をリスクに晒し、オープンな態度が出来るか」
が鍵だからです。
中には
最初から⑤が当たり前の方もいるでしょう。
「2人ともがオープン」で
「隠し事も気を遣う事もない関係を作れる」なら
「お互いに⑤の方法が自然に行われる」ものです。
その方の性格にもよりますが
まずは
「徐々に自分の心をオープンにしていくこと」が
「信頼関係を深めるコツ」です。
「自分の良い部分も悪い部分も見せ合える」のならば
信頼関係は自然に作られ
「嬉しさの積み重ねは容易にできるもの」なのです。
<リスクを享受する>
つまり究極的に言えば
「リスク覚悟で自分をさらけ出せるかどうか」が
「相手を喜ばせられるかどうかの鍵」とも言えます。
ここでの喜ぶとは心の底から喜ぶこと。
「嘘偽りなく、心から嬉しく・心地よい状態」が
「何度も続くことで信頼関係は深まる」のです。
それは「1対1」で
「相手があなたにとって大切にしたい人」なら
どんな立場の人間でも方法は同じです。
自分の心を全て晒してみましょう。
ダメな部分も良い部分もあるのが人間です。
良い部分だけで出来ている人間などいません。
また
「良い・悪いも相手側の勝手な価値観」です。
全てを鵜呑みにする必要もありませんが
耳を傾け自分を疑うこともとても大切です。
それは
「自分の心をオープンにすること・晒すこと」です。
これはリスクを伴います。
でも、魅力的な物語の主人公たちは
心のオープンな人ではありませんか?
思い出してみて下さい。
あなたが触れてきた物語を。
あなたが憧れる人間を。
そして彼らを目指して行動してみませんか?
ではこれからも
あなたの人生がより豊かに快適になるよう
一緒にこの世の理解を深めていきましょう!
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