心は水面

基礎編

今回の題名、心は水面こころはみなも

普段の生活ではあまり使わない言葉ですが

今回の内容を端的に伝える言葉です。

<心が波立つ時>

人間は誰でも

何も問題が起きていない時

あなたの心は

やかな湖面のように

なぎ状態ではないでしょうか。

でも

あなた自身に

何かの不安や心配なことが出てくると

例えば

⚪︎結婚・恋愛

 夫婦間の喧嘩が始まる

 恋人に他の人の影がある様な気がする

 思った様に相手が動いてくれない

 など

⚪︎仕事

 仕事の進みが計画通りいかない

 スキルが足りない様に感じる

 人材不足で大変

 など

⚪︎子育て

 子どもが勉強してくれない

 子どもの気持ちがわからない

 話してくれない

 など

この様なことが起こると

落ち着いたなぎの状態から一転

嵐が来た時に湖面に波が立つように

心も激しく波立つものです。

<受け入れ難い心の波立ち>

そもそも

不安や、心配なことが起こった時

皆さんはどうしますか?

そして

心にどうなって欲しいですか?

きっと

不安が無い、心配がない状態

落ち着いた水面の状態に戻し

落ち着いた状態を

そのままを維持し続けたい

と感じるのではないでしょうか。

しかし

不安や心配が起こると

心は必ず嵐のように波立つのです。

まるで

「今、不安や心配がはじまったよ!」と

自分自身に伝えるかのように。。。

心は水と同じです。

湖を眺めて見てみると

普段、湖面に変化がなければ

穏やかな、ただ光を反射するだけの

穏やかな美しい水面が見られます。

その穏やかな湖の水面は

見ている人に

安らぎや安心さえを感じさせるでしょう。

しかし、一度ひとたび

風が吹いたり、船が通ったり、

人が飛び込んだりすると

波が起こり、

水面が大きく揺れ、激しく波立つのです。

例えば

その湖に

小舟で初めて釣りに出ていたとします。

突然の激しい風が吹き、湖面が波立ちます。

波が怖くて慌てて岸辺に帰ろうとしますが

あなたはパニックになり

挙げ句の果てに湖面に放り出されてしまいます。

更に

助かろうとしてもがくのですが

踠けば踠くほど湖面が波立ってしまうので

恐怖が恐怖を呼び

その結果、溺れてしまうのです。

結局

慌てたり怖がるという自らの行動によって

自らを危険にさらすことになってしまった

ということです。

本来、

ただ風が吹いて波が高くなっただけで

嵐ではないのですから

慌てず騒がず

その場で様子を見たり

単純に

小舟を漕いで岸に戻れば良いだけです。

そもそも

焦らず、冷静に

落ち着いて周りを観察してみる

岸はそれほど遠くなく

ただ普通に小舟を漕いでいけば

短時間で辿り着く距離だったりします。

本当は怖がるほどのことはないのです。

<元に戻るには一定の時間がかかる>

そして

波立っていた水面は

必要な時間をかけて

元の状態に戻っているのものです。

「必要な時間」と言うように

水面が元の安定した状態に戻るには

一定の時間がかかります。

それはその時の状態・状況によるので

はっきりと

どのくらいの時間が必要かはわかりません。

だから

ただ黙って待つしかありません。

他に方法はないのです。

であれば

心の水面に起こった波も

おさまるには

一定の時間がかかるのは当たり前。

あなたの心の水面の波が落ち着くのを

黙って待つしか方法はないのです。

心は水と同じ原理なのですから。

ですから

不安や心配が起こった時

慌ててなんとかしようとしないことです。

かえって酷い状態にしないためにも

「ただ自分の心今の状態を、見て・受け入れる」

それだけです。

少なくとも

大きな危険に突入する事は回避できますし

ジタバタしないことで

穏やかな心の状態に

早めに戻りやすくなるのですから。

<常に穏やかな心の状態の人間はいない>

残念ですが、人間は誰でも

穏やかな心の状態だけが

長く続くことはありません。

だから

「いつでも穏やかな心の状態だ」

という人間も、1人もいません。

何故なら

「心が荒れている状態の方が人間はより良く学べる」

からです。

荒れた水面の様な心に変化した時から

穏やかな

凪の状態の心を状態を取り戻すまでに

ご自身がどのように考え・発想し・行動するかが

学びの時。

自分を知るチャンス!

心の整理整頓』をしましょう!

全ては自分の問題です。

まずは立ち止まり

動き続ける「水面=心」を

見守ってみませんか?

見守り続けるうちに

そのうち

「また波立って来たか!!」と

驚かなくなるものです。

<心の整理整頓をし続ける>

心の波立ちは誰にも避けられません。

苦しいかも知れません。

それでも

ただ慌てずに受け止めて見守る。

そうすれば

溺れずに済む(大事にならない)はずです。

もし

じっとしていられず動き回ってしまう時は

例えば具体的に

⚪︎SNSを相手に激しく送ったり

⚪︎話し合いを相手に迫ったり

このような行動に走ってしまうなら

心の整理整頓』が進んでいないし

心への理解の方法が間違っているのです。

ですから

あなた自身がより良い日々を送るために

今一度、基礎に立ち帰り

あなた自信をしっかりと見直していくことに

コミットしましょう。

そして

何かが起こっても、まずは

『静かに心を見つめる』という練習をして

自分の感情を俯瞰していきませんか?

タイトルとURLをコピーしました