相手を変えたいなら

あなたは誰かの考え方を変えたいと思いますか？

「誰かの考えを変えたい」と思ったとして

「実際に変えることが出来るのか？」といえば

「今のあなたでは出来ません」が答えです。

＜まずは自分を変えてから＞

では、なぜ出来ないのでしょうか？

理由をお伝えする前に質問です。

あなたはご自身の

「考え方・感じ方を変えた事がありますか？」

このように聞くと

きっと、皆さん「ある」と答えるでしょう。

でもそれは

「変えた」のではなく

「諦めた」のではありませんか？

相手が変わらないので

　○仕方なく自分が我慢した

　○変わらないことを見ないように蓋をした

という事でしょう。

そして、その方法は

『伝えて互いに理解していくという手順』を

「面倒臭い」と飛ばして

『投げやりに諦めただけ』で

「考え方・感じ方を変えた」とは言えません。

むしろ

「我慢する」「見ない様にする」「蓋をする」

という

『怠惰な方法を選択した』という事です。

『人間関係を怠けた』とも言えるでしょう。

「人間関係を怠ける」ことは、

相手に

『理解したくない！変えたくない！』と

『暴れて暴力を振るっている』のと同じです。

だから

最初の質問に対するあなたの答えは

「考え方・感じ方を変えた事はない」

が

「正直で誠実な答え」なのです。

これを読んで

「そんなことない！変えたことあるし！」

と苛立ちましたか？

でも

「自分が自分を全てわかっていると思う」

のは、とても『傲慢』です。

所詮人間は

『自分自身のことなど全くわかっていない」

ことを理解しましょう。

（この理解が大切な人間としてのステップ）

私達人間は、自分自身で

「考え方・感じ方を変えた事がない」ので

相手が

「考えを変える時の痛みが分からない」し

相手の

「その心に寄り添えない」ため

相手の

「考えを変えることが出来ない」のです。

考え方や感じ方を変えるには痛みを伴います。

「変える痛みを知らない」ならば

「相手に寄り添えない」のですから。

そして

「相手に寄り添えない」ならば

「相手が変わることは未来永劫無い」のです。

だから

「相手を変えたい」のならば

「あなた自身をあなたが変える経験」

が必要不可欠なのです。

でも自分を変えるという作業には

「最低3年はかかる」でしょう。

あくまでも、最低に見積もって3年です。

10年以上かかってもおかしくありません。

だからこそ

「変化を起こしたい」のであれば

「覚悟」と「忍耐」が必要です。

ここで「予言」です。

「あなたはご自身の変化を前に」して

　○後でいいや

　○他のことをしてから

　○あいつが先にすればいいのに！

などと

「投げ出し・逃げ出したくなる」でしょう。

でも、粘って下さい。

あなたが「本気で今を何とかしたい」と

自分自身を変えようとしなければ

人も世の中も

「何もかもが変わるわけがない」のです。

あなたが

「変化という大海の一滴となる」為に

「自分自身を変化させ」まわりの人々へと

「変化の影響の波紋を作っていく事」だけが

あなたの日常を快適に出来るのですから。

＜自分を変える方法・癒し＞

ところで

「自分を変えるため」には昔から言われている

「癒しという方法」が必要です。

でも

「世の中で行われている癒し」では

「自分を変えることなどできない」でしょう。

そもそも

「癒し」とはなんでしょう。

初めて「癒し」という言葉を聞く方はもちろん

誰もが、何度聞いても

理解出来ない・分からない言葉が「癒し」です。

「癒し」を噛み砕いて訳すとしたら

「本来の自分を取り戻す」でしょうか。

たくさんの人と関わることで

自分の本質を見失ってしまったあなたが

あなたの『本質・核となる部分を取り戻すこと』

これが「癒し」です。

では

「自分が変わる」為にどんな事が必要でしょう？

　○あなたのやり方を変える

　○あなたの思考方法を変える

　○あなたの言葉の使い方を変える

　○あなたの「気持ち・考えの伝え方」を変える

　○重要な話は何も問題がない時にだけ伝える

　○家族と気軽に話せる時間を自分に沢山作る

　○「話し合い」は、しない・出来ないと知る

　○予定は家族全員で共有する

　○感情を変える為にあなたの感情に寄り添う

この様なことを日々続ける事が変わることです。

これら

「変わるための方法を続ける」ならば

「あなたの内側で癒しが起こる」でしょう。

「癒し」を起こせばあなたは変わり始めます。

何故なら「自分への理解が始まるから」です。

良きにつけ、悪しきにつけ

自分への理解が進まないのならば

「変わるための方法は続けられない」でしょう。

「自分への理解が必要不可欠」です。

だからこそ、ここからは

「逃げない覚悟を決め」て

「忍耐を持って癒しを起こす」ために

『心の整理整頓』をすることを決意しましょう。

＜信頼関係が全てを変える＞

ここまで読んでいただきましたが

ここからは更に何度でも読み直して欲しい程

「重要」です。

皆さん「必ず勘違いをしている」はずですから。

まず最初に

「相手に変化を起こすことは可能」です。

でも

『あなたが思い描いた通りの変化では無い』

です。

ほぼ100%

あなたの思い描く変化は訪れないでしょう。

何故なら

「あなたが変化をして欲しいと願う相手」が

「他人・自分以外の人間」

だからです。

「相手である他人・自分以外の人間」は

「あなたの思いは知らない」し

「あなたの思い通りになりたいと思わない」し

そもそも

他人の願い・あなたの願いを叶えるために

その人が存在している訳では無いのです。

「違う人間」が「違う考え方」で

「自分で自分の願いを叶えようとしている」

のです。

もしも「他人であるその人」が

『あなたの思い通りの言動している』

としたら、それは

「あなたが相手を自分の所有物」

として

『マインドコントロール』

もしくは

『洗脳をしてしまった証拠』です。

そんなことをしたら

その相手である

家族・子供・恋人・友人・知人・同僚等

誰であっても

『心を壊してしまう』でしょう。

また

「あなたを完全に拒絶する」場合もあります。

早急に、あなた自身の中で

『私は私』『あなたはあなた』と分離し

たとえ、そのコントロールが

「あなたが意識していない間の言動」や

「無意識の言動であった」としても

自分の問題だと潔く、誤りを認め

「他人を所有物としようとした欲（エゴ）」

を捨てる決意をしましょう。

そうすれば

あなたの思い描く変化は手に入りませんが

その代わりに

そんな「思い描いた浅はかなもの」よりも

「遥かに良い変化をもたらすことが可能」です。

「可能」だということは

あなた自身でも

『何かをする必要がある』という事です。

あなたがする必要がある事は以下の通りです。

　○自分を知り、正直な心で人と関わる事

　○変化を恐れない事（人間関係・災害）

　○未来を想像しすぎない事（足を掬われる）

　○信頼は時間を掛けて作るものだと知る事

この中に日々気を付けている事はありましたか？

無いとしたらすぐに始めて下さい。

早ければ早いほど良い変化がやってくるのも

早くなるのですから。

つまり、上記のことを「あなたが」することで

『互いに影響を与え合う信頼で結ばれた存在』

になり、お互いに

『変化し続ける人生を選ぶことが出来るようになる』

のです。

このように

「信頼関係を作る」という

一見「繋がりが無さそうな事柄・出来事」

から

「思いがけない成果を手に出来る」

ものなのです。

ですから

まずは「信頼関係を地道に作る」こと。

それがお互いにwin-winな関係を作り

お互いにお互いを変化させ

居心地の良い関係を作っていくのです。