親という存在③

基礎編

①では『子どもであるあなたへ』

②では『親、特に女性である母親へ』

と、お話しして来ました。

③では『子育てについて』です。

今お子さんのいない方にとっても重要な話し

ですので挫折せずに最後まで読んで下さい。

<親子の関わりが信頼を作る>

人間の子どもを育てる時

下記のようなことが大きく影響します。

 ⚪︎育つ環境・状況・経済

 ⚪︎あなたの言動・価値観・人との関わり方

その全てが

「子ども」という存在を形成していきます。

「そんなこと言われても困る、うざい」

と思われましたか?

でも、あなたの子どもに対して

 ⚪︎今、大変だから

 ⚪︎今、忙しいから

 ⚪︎今、余裕がないから

という

親の勝手な状況・勝手な考えは

実際に子どもを産み育てている時点で

何の言い訳にもなりません。

人が生まれるということは

時間と人手とお金が必要で

受け入れる側、産み育てる側に

全ての責任が伴うのは当たり前です

親がどんな自分も受け入れて欲しいように

子どもだって

どんな自分も受け入れて欲しいのです。

ですから

どんな性格・価値観の相手(子ども)でも

受け入れられる環境(物理的・精神的にも)

を整えておくことは

子供を産み育てる側の最低限のマナーです。

これから

子どもを産み育てる予定の方は

最初に環境を整えることを考えましょう。

あらゆるアイディアを駆使して

あなただけのオリジナルな形で

より良い環境を整えることは必ず出来ます。

ただお金があれば良いわけではありません。

それよりも

時間や人手(父母、祖父母等の身近な人)が

たっぷりとあることが大切です。

ですから

子どもを産む前に、身近な人間関係の中に

ちゃんとした信頼関係を作って下さい。

そうすれば、ゆったりと子育てができます。

<目を見てあなたの言葉で>

とはいえ、今現在、子育て中の方は

信頼を作るための時間を作り出し

実際に軌道に乗せるのは大変でしょう。

なので、今、このブログを読んで

「なんとかしよう!」と考えるなら

まずは

あなたから、お子さんに対して

「現在、親子の時間を作ろうとしていて

お互いが一緒にいる事が当たり前の状態を

軌道に乗せる準備・努力をしていることを

知らせましょう。

そして、必ず

小さなお子さん、赤ちゃんであっても

目を見て、あなたの言葉で伝えて下さい。

あなた自身が思っていることを

きちんと相手に伝わる言葉で表現する

練習にもなりますし、

そもそも、子どもは親よりも大人です。

親よりも理解の深い人間です。

子どもは生まれた時から

親よりも魂レベルが上なのですから。

(「魂年齢と魂レベル」参照)

あなたが言葉で丁寧に理由を伝えられたなら

きちんと理解します。

面倒くさがらないで下さい。

主語を端折はしょらず丁寧に言葉を使いましょう。

丁寧な説明を受けて育った子どもたちは

他人に対しても丁寧な対処ができる

心のあたたかい人間に育つのです。

子どもという生き物は

大人である、あなたの全てを吸収

学習してしまうのです。

なので、今から

その一瞬、一瞬の親子での関わりを

慎重に、丁寧に、大切にしたいです。

24時間365日親子で関わり倒す

それが親子の大切な信頼関係を育み

その上で誰もが生きやすい世の中を

大人に大切に関わってもらった子ども達が

造っていくでしょう。

(「信頼とは何か?」参照)

<大人は子供に悪影響を与える>

ここからは、親だけではない「大人」

というくくりでのお話しです。

今現在において健在かどうかは別として

父親・母親は、誰にでも必ず存在します。

そして、父母はもちろん、

祖父母・親戚・教員・その他の街の大人達

など、エゴ(価値観)だらけの大人達に

囲まれて生きているのが、子ども達です。

(「価値観について」参照)

1人の子供に対して様々な大人達の身勝手な

「常識と呼ばれる、悪しき価値観」を

大人の人数分、押し付けられています。

恐ろしいことです。

子どもは生まれた瞬間から

他人である大人の悪しき価値観に侵食され、

トラウマを作る危険性もあるのですから。

まずは、大人(親・祖父母・親戚等)が

子育てとは関係ない場面でも「悪影響」を

与えている可能性があることを認識し

その事実を受け入れて下さい。

また既に大人のあなたはそれまでに関わった

大人によって、複雑な感情の持ち主になって

います。

ありていに言えばあなたは既に

大人価値観というエゴで汚れています。

だから子供をあなたの価値観、大人の価値観

で汚さないで欲しいのです。

では

大人として、子供とどのように関わることが

betterなのでしょうか?

そもそも世界中のどこを探しても

完璧な人間は1人もいません。

必ずどこか欠けていて間違っているのが

人間です。

ですから、まずは正直に自分という人間は

「どこか欠けていて間違っているものだ」

という前提で子供と接することが大切です。

(もちろん誰に対しても大切ですが。。。)

そして、完璧な人間はいないからこそ

完璧でない親(大人)が子供と関わることは

どんなに丁寧に関わっても諸刃もろはつるぎである

という部分がどうしても消えません。

誰も完璧な人間を演じることはできません。

そして

あなた自身も完璧な人間など見たことがない

ので演じることさえ出来ないはずです。

なので、やれることは

ダメな自分をダメだと認めて

そのまんまの、だだの同じ人間として

自分の汚れた価値観を押し付けないように

「謙虚に丁寧に子供と関わること」です。

上も下も、大人も子どもも無い

「だだの人間として」です。

これが「相手をうやまうということ」です。

大人だからと

偉そうな態度は決してとらないで下さい。

ただ先に生まれて

ちょっとだけ今の世の中の仕組みを

知っているだけの

何でもない、同じ人間なだけのですから。

また

人間は言葉にしなくても心で思っている

ネガティブな感情が全て伝わってしまうのだ

という認識を持っておきましょう。

これは超能力ではありません。

心は水面」で書いた通り「心は水」です。

特に身近な関係性の人間であるなら尚更

心で秘めたネガティブな思いは

水の波紋のように伝わってしまうのです。

あなたの心の中に少しでも

 ⚪︎子どもに文句がある

 ⚪︎子どもに何かさせたいことがある

 ⚪︎子どもは元気で家にいない方か良い

 ⚪︎「子どもさえいなければ」と思う

 ⚪︎子どもはきちんとしてなければならない

 ⚪︎人に自慢できる子どもであって欲しい

等が存在するなら

「あなたという大人に問題があります」

これを踏まえて

大人である「あなた自身の見直し」を

日常的に行うようにしましょう。

大人が「人間とは常に間違まちがう生き物だ」と

認識すれば、傷つけあう人間関係は消滅し

子どもも大人も生きやすい世の中を

造っていけるのです。

一緒に生きやすい世の中を創りませんか?

あなたにもきっと出来るはずですよ!

ということで

ここまで長くて重たいお話について来て下さって

ありがとうございます。

今後も重い話をするかも知れませんが

根性で(?)読んで頂けたら幸いです。

⚪︎最初から読みたい方は「親という存在①」へ

⚪︎一つ前に戻りたい方は「親という存在②」へ

ではこれからも

あなたの人生がより豊かに快適になるよう

一緒にこの世の理解を深めていきましょう!

不定期でブログの内容の更新をしています。

何度もご覧いただくことをお勧めします。

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