平等について

「平等であって欲しい」と思う事柄は

沢山あると思います。

でも、世の中の起こる事柄では

平等で無い事柄の方が多いのです。

＜誰もが同じ・個性消失＞

今の世の中を客観的に眺めてみると様々な人々が

『誰もが誰もと同じ状態』

を望んでいる様に見えます。

でも、たとえ皆が望んでいたとしても

『誰もが同じ状態』になるのは無理です。

　○誰もが誰ものコピーのように同じ

　○金太郎飴の様に切っても切っても同じ

このように誰もが

「個性のない状態」でなければ

『誰もが同じ状態』にはならないからです。

ですから

これらを踏まえて

『誰もが同じ状態は平等と言えるのか？』

ということを皆さんに考えて欲しいのです。

もしも誰もが

　○同じ状態・同じ見た目

ならば

　○人の区別、個性がない状態

　○顔も姿も性別も同じ

更に

　○名前の読み・漢字が全く同じ

「何何さーん！」と呼んだら

地球上の全ての人が返事をするし

あなた自身も返事をしなければなりません。

「あなたも私、私も私」なのですから当然です。

チェスで言ったら、全員が「ポーン」です。

「気持ち悪い世界の誕生」です。

これは「平等」というより「個性の消失」です。

「平等＝個性の消失」

「あなたはそれを本当に望みますか？」

＜平等という嘘の世界＞

つまり「誰もが同じ状態を望む」

という動きは

「思考や感情も同じでなければならない」

という「同調圧力的な考え方」です。

その考え方が「私達の思考を縛りつけ」

『皆が不平等と感じる状況を生み出している』

と言えるでしょう。

本来、私達人間は

　○思考・感情も自由

　○姿形は千差万別

　○自他共に自由な生き物

です。

「同じという型」に嵌はまるわけがないのです。

『創造主が思い描く自由な人間の姿』から

大きく隔たるのが『平等という考え方』です。

浅はかな一部の人間・野心ある人間たちが

「人間を思い通りにコントロールする為」

に作り出した「悪意ある概念が平等」なのです。

一見

「誰からも不満の出ない素晴らしい発想」

のように感じますが

「みんな同じ、という耳に心地良い綺麗事」で

「平等が正義だと忖度るため」の策略です。

もしもあなたが

「誰かの考えた平等を忖度し受け入れる」ならば

『誰からも何からも学ぼうとしなくなる』ので

「人間の心（魂）の成長が止まる」でしょう。

本当は「誰もが人とは違う」と知っています。

　○人間の成長

　○文化の成長

　○文明の成長

これらの人間の営みも

違う者の個性がぶつかり合い、摩擦の中で

成長し成り立つものだと誰もが知っています。

だから

みんな同じである「平等」は無理なのです。

それなのに、

「皆が同じである」と

「嘘の平等を謳う者がいる」のですから

「嘘が横行する世界ができる」のは

「必然であり、当たり前」と言えるのでしょう。

＜平等の本質、同調と忖度＞

どんなに足掻いても「個性」は消せません。

だから

現代で言う「平等」はあり得ません。

『創造主』は

誰1人として同じ魂を作りませんでした。

あなた自身も

誰とも違う自分を生きる為に生まれています。

だから最初から、私たち人間は

『平等とは相入れない存在』なのです。

「誰もが特別な自分」です。

最初から「平等は存在しない」のです。

そして、それが「人間本来の姿」です。

『平等でない全く違う人間同士』が

「あらゆる対立する」ことで「摩擦を生み出し」

その「摩擦」によって

　○新たなアイディア・発想

　○素晴らしい文化・事柄・人物

が生まれます。

また「ぶつかる相手」が変われば

「生まれる事柄・アイディア」も変わります。

だとすれば

「注目される事柄・人物」は

状況・環境によって変わるのが当たり前のはず。

「自然に起こった事柄や流れ」に沿って

「自然に注目される人物や物」に

「自然にお金も人も集まる」のです。

これが

『人間の進化・文化であり、人間の個性』です。

だから毎回

「注目される人・事柄は同じでは無い」し

毎年のように

「同じ人・事柄に注目が集まる事は無い」です。

もし

いつも同じ人・事柄・パターンが注目されるなら

「誰かが意図的に注目をかき集めたもの」です。

だから

　○無個性（心に残らない）

　○退屈（飽きる・つまらない）

　○現状維持（緩やかな奈落へ続く）

一時だけの繁栄となり消えるのです。

（『続けると維持する』を参照）

つまり、現在が

「同じもの・似たものが注目される世の中」

なのであれば

　○人間の営みが不自然な異常事態

　○不自然な競争・仕組まれた対立

が起こっている証拠です。

既にこの世が

　○誰かにコントロールされている

　○忖度と同調の世界になっている

と気付きましょう。

それは

誰かの思考回路（考え）が生み出したもの。

既に違和感が至る所にありますが

あなたも気付いていますか？

＜強制的な平等は暴力を生む＞

また

「コントロールされた平等」は

「紛い物の文化・注目を維持するため」に

（「続けると維持する」参照）

「お互いがお互いを監視し、忖度し」

「あなたが違う事・変化する事を許さない」

でしょう。

つまり「強制」という暴力を振るい出します。

あなたのまわりを見回して下さい。

あなた以外の誰かに都合の良い

　○状況・文化・注目・経済・評論・批評・論文

そして誰かの

　○リズム・感覚・考え・方法等を押し付ける

　○人間を同じに状態で利用するための強制

などありませんか？

　○気づいて下さい。

　○疑問に思って下さい。

　○個である私たちが、私たちであるために。

また

「上に立つ立場の方・経営をされる方」は

知っていて下さい。

『どんな人間も、同じにはならない事を』

そして

『上下関係・お金で忖度させてはならない事を』

あなたが傲慢で誤った雇用をしないために。

＜自分に責任を持って生きる＞

私たちにとって平等は必要ないものです。

でも「不平等を目指すわけではありません」

あくまでも『Win-Winを目指すのです』

では「私たちが私たちであるために」

どんな状況や環境が整えれば良いでしょうか？

それは

　○勝ったり負けたりもする

　○失敗も成功もする

でも

　○誰もがいつでもやり直すことが出来る

　　（時間だけは戻せませんが…）

　○人的・物理的に余裕のある環境・状況

これらが全て整えられている世界であること。

これが人間に与えられた「本物の世界」

人間が「個であるために必要な自由」です。

そもそも、今の私たちに

失敗や、負けることが許されていますか？

皆さん、考えてみて下さい。

そして

『経営者側』特に「人を雇用する」には

「金銭的にも心にも余裕が必要」です。

「余裕が無い方は人を雇ってはいけません」

まずは心の整理整頓から始めて下さい。

また

従業員に金銭に満足させるだけの給料が払えても

「人材が育てられない・教育出来ない」ならば

「雇わない方法での経営方針」に切り替えです。

まずは

経営者・従業員に余裕のない場は環境改善です。

ちなみに

『経営者』も『雇われる人』も、大前提として

「言動に責任を持って生きている」からこそ

「互いに負けることや失敗が許される」のです。

あなたの周りで失敗や負ける事が許されないのは

「自分の言動に責任を持って生きていない」ため

「負けも失敗も許され無い」側面があります。

『責任を持つ』というのは

心から『ごめんなさい』と言えることです。

「生きることには責任が伴う」のです。

あなたも過去に「他人に対して」

恥ずかしい言動をしたことはありませんか？

ブログを読む全員に心当たりがあるはずです。

また『ごめんなさい』が素直に言える

安心安全な環境・断罪されない環境

にあなたはいますか？

『経営者』は

「自分の言動が人を恐怖させる立場である事」

を忘れてはいけません。

『雇われている人』は

「あなたの恥は会社の恥」だと知りましょう。

そして

過去を思い出し言動を変えていきましょう。

その為にも「誕生日について」を読んで下さい。

あなたはどんな決意で生まれましたか？

ここも踏まえて

「自分で自分を苦しめる状況を作っていないか」

という点にも注目し

「人生・言動に責任を持って生きましょう」

だからこそ「心の整理整頓」が必要不可欠です。

自分の良い部分も悪い部分も知らなければ

どう自分の人生に責任を持つのか分かりません。

「責任の持ち方を知り、平等に流されない為」に

「心の整理整頓をする決意」をしましょう。

そうすれば

「あなたの決意」が

「あなたの未来・人間社会の未来」さえも

「大きく自由な世界へと変えていく」のです。