あなたは
自分にトラウマがあると気付いていますか?
もし気付いているのならどうしたいですか?
<トラウマ保有率>
実はトラウマは
必ずにでも100%あります。
人生にはショックを受ける出来事が
必ず起こるからです。
ですが「トラウマ」は
「ショックな出来事が起れば必ず出来る訳では無い」
のです。
もし、ショックを受けるたびに
トラウマ(傷)が出来ているのだとしたら
今あなたは立っていられないくらい
大変な状況なのではないでしょうか?
つまり
「トラウマはできる時とできない時があり」
その上
「作りやすい人・作りにくい人等、個人差がある」
ものなのです。
ですから
「トラウマが出来るかどうか」は
「あなたという人間の心の状況や状態で変わる」
のです。
<トラウマの原因と理由>
あなたの傷・トラウマが出来た原因は何でしょう?
先に結論を言いますと
「トラウマが出来る原因はあなた」です。
「え!なんで!」と思われたでしょうか?
トラウマは
「あなたがショックを受け傷つき」
更に
「その出来事を何度も何度も頭の中で再生すること」
で出来上がるのです。
そして、その上で
「嫌な出来事が何度も記憶に蘇ることを阻止しよう」
と
「自分の価値観に合わない出来事を消し去り」
「その出来事は無かった事にする」
のです。
「記憶の改竄」です。
でも、それでも
「嫌な事に恨みつらみを持っているので忘れられず」
「強烈な印象の部分だけ何度も何度も再生」
してしまいます。
その結果
「嫌だった部分の刷り込みが行われ」
「自ら傷を深く大きくしてしまうのがトラウマ」
なのです。
ですから
「トラウマができた原因はあなた自身」なのです。
もちろん
「きっかけは他人の行動やその他の出来事」
でしょう。
でも
「強烈な嫌な印象として自分の心に印象付けられる」
のはあなただけです。
「心というものは、あなただけのもの」なので
「心に、トラウマを形作ること」も
「あなたにしか出来ない」のですから。
ちなみに、その中でも
「恐れ」というものが強い影響を与えています。
(「恐れ」参照)
<誰が癒やすのか?>
逆に「トラウマを癒せるのもあなた自身」です。
例えば
「あんたのせいでトラウマになった!」
とあなたが相手を責めたとしても
たとえ
相手が心から謝罪してきたとしても
○あなたのトラウマを消す。
○あなたのトラウマを無くす。
等の魔法をに助けてくれることはありません。
「トラウマはあなたの心の中にある」ので
「あなただけが無くしたり癒せるもの」だからです。
結局
「自分のトラウマを理解」して
「時間をかけて傷を受け入れていく」ことでしか
「癒すことは出来ない」のです。
そもそもトラウマを癒すには
「あなた自身をあなた自身で理解する必要がある」
ため
「十数年単位の作業量と時間が必要になる」
ということも覚えておいて下さい。
<時間を割かないために>
人間としての時間をトラウマを癒すためだけ
に使うのは勿体無いです。
そこで
今日からはトラウマを作らない為に
ご自身の価値観や考え方の許容範囲を
広げていきましょう。
「あなたの価値観・考え方の範囲」で
「良し悪しを決めたり誰かのせいにしている」限り
「仕事・恋愛・家族関係」
それこそ
「自分が夢中になれる好きな事」も
「上手くいかない」でしょう。
時間は有限です。
「この世で一番消費しやすく」て
「決して取り戻すことができないものが時間」
です。
時間を有効に使い
なるべく快適な人生にしていくためにも
誰かのせいにして、トラウマに蓋をして
「人間にとって大切な時間」を
「トラウマを癒やす時間」に
取られないようにしたいものです。
<心の整理整頓>
ということで、今この時から
「トラウマを作らないための土台作り」
をしましょう。
「トラウマになる可能性のある出来事・課題」は
いつやってきてもおかしくありません。
「地震と一緒」です。
だから
「備えあれば憂いなし」
今この時から
「トラウマを作らないための準備」
に取り掛かって下さい。
作業はいつも通り『心の整理整頓』です。
「なんだいつものじゃん」と思うでしょう。
でも
『心の整理整頓』は
「人間として生きていく」のであれば
「全ての基礎となる大事な作業」です。
そして
「基本が出来ていない」からこそ
「対立や競争が横行」し
「人々の心の中にトラウマが大量に発生」
してしまうのです。
だからこそ、これらを阻止するために
「心の整理整頓」が必要なのですが
短時間で変化は訪れません。
一歩一歩、皆さん個人個人が
「自分自身とこの世を理解する」ために
「心の整理整頓という作業を生涯続けていく」
しかないのです。
人間の理解は、どんなものに対しても
一長一短で深まるものではありません。
「生まれ変わりを多く経験している」
ただそれだけで
理解度が上がるわけでもありません。
まして
「人間年齢が高いこと・学歴・経歴」
「現在の立場等・人間社会の物差し」などで
理解の深さは測れません。
理解を深めるために毎日『心の整理整頓』をして
大小に関わらずどんなことにも疑問を持ち
○なぜそのような考えに至ったのか?
○なぜこの出来事は起きたのか?
○なぜこのような感情が出てくるのか?
などを検証をして
世の中・自分・他者への理解を深めておく。
このような地道な作業だけが
「自分や世の中の理解を深める唯一の道」
「トラウマを作り出さないための唯一の道」
なのです。
<トラウマを予防する>
大前提として
トラウマを0にすることは誰にも出来ません。
「人間の心はあまりにも未熟」ですから。
また
「トラウマを自ら作るショックな出来事」は
「人間の成長を促すための大切な出来事」です。
その為、その出来事は
いつでも当たり前のようにやってきます。
決して避けられるものではありません。
避けられないならば、せめて
「あなたがトラウマを作ることを予防」して
「トラウマを抱えることを少なく」しましょう。
「トラウマを作ることを自分で予防できる」のも
「人間の成長の証」です。
地道に『心の整理整頓』をしながら
「人間の本物の成長を経験」してみませんか?
ちなみに
『トラウマ』と『心の整理整頓』は
切っても切り離せない関係です。
両方をよく読んで、
「心の整理整頓を日々のルーティン」として
「早めにトラウマから抜け出して欲しい」です。
ではこれからも
あなたの人生がより豊かに快適になるよう
一緒にこの世の理解を深めていきましょう!
不定期で過去のブログ内容も更新しています。
何度もご覧いただくことをお勧めします。